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02月25日-議案質疑-02号

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  1. 蓮田市議会 2022-02-25
    02月25日-議案質疑-02号


    取得元: 蓮田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 4年  3月 定例会           令和4年3月蓮田市議会定例会 第8日令和4年2月25日(金曜日) 議 事 日 程(第2号)   1 開  議 午前9時   2 議案第2号~議案第29号に対する質疑   3 議案第2号~議案第9号の委員会付託の省略   4 討  論   5 採  決   6 議案第10号~議案第29号並びに請願の各委員会付託   7 議員提出議案の報告   8 議第1号議案の上程   9 提案説明  10 議第1号議案に対する質疑  11 議第1号議案の委員会付託の省略  12 討  論  13 採  決  14 次会日程報告  15 散  会午前9時00分開議 出席議員(20名)   1番  湯  谷  百 合 子  議員     2番  福  田  聖  次  議員   3番  高  橋  健 一 郎  議員     4番  山  田  孝  夫  議員   5番  鈴  木  貴 美 子  議員     6番  近  藤  純  枝  議員   7番  関  根  香  織  議員     8番  山  田  慎 太 郎  議員   9番  北  角  嘉  幸  議員    10番  木 佐 木  照  男  議員  11番  秦     邦  雄  議員    12番  菊  池  義  人  議員  13番  勝  浦     敦  議員    14番  森     伊 久 磨  議員  15番  齋  藤  昌  司  議員    16番  中  野  政  廣  議員  17番  石  川  誠  司  議員    18番  栗  原     勇  議員  19番  榎  本  菜  保  議員    20番  船  橋  由 貴 子  議員 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  中  野  和  信  市     長    新  井     勉  副  市  長  西  山  通  夫  教  育  長    山  口     亨  総 合 政策部長  吉  澤  正  剛  総 務 部 長    高  崎  達  也  環 境 経済部長  猿  田  孝  二  健 康 福祉部長    長 谷 部  幸  一  健康福祉部参事  増  田  吉  郎  都 市 整備部長    細  井  満  浩  都市整備部参事  飛  田  康  裕  蓮田駅西口行政    小  山     猛  上 下 水道部長              セ ン タ ー 長  山  田  則  子  会 計 管 理 者    毒  島  正  明  監 査 委 員                                     事 務 局 長 兼                                     選挙管理委員会                                     事 務 局 長  増  田  勝  弘  学 校 教育部長    新  井  宏  典  生 涯 学習部長  新  井     智  消  防  長 事務局職員出席者  栗  原     栄  事 務 局 長    遠  藤  忠  則  次     長  吉  田  孝  宏  副  主  幹    山  﨑     隆  主     任 △開議の宣告                   (午前 9時00分) ○齋藤昌司議長 ただいまから、本日の会議を開きます。 △議案第2号~議案第29号に対する質疑 ○齋藤昌司議長 これより、議案第2号ないし議案第29号に対する質疑を行います。  暫時、休憩いたします。          休憩 午前 9時01分          再開 午前 9時02分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑を続行いたします。  発言通告がありますので、順次これを許します。  7番 関根香織議員          〔7番 関根香織議員登壇〕 ◆7番(関根香織議員) おはようございます。7番、関根香織です。齋藤議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、2点質疑いたします。  まず初めに、大項目1、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」について。初めに、(1)、予算書44ページの3款民生費、2項児童福祉費、11目子育て世帯への臨時特別給付金事業費、こちらの子育て世帯への臨時特別給付金事業について。初めに、(ア)、事業概要について。今回、事業費として7,218万4,000円の増額をしておりますが、事業の概要をご説明ください。  次に、(イ)、給付対象者について。今回の補正予算により、新たに給付対象となる方はどの程度でしょうか。  続きまして、(2)、予算書49ページの4款衛生費、2項清掃費、1目清掃総務費、こちらの蓮田白岡衛生組合運営事業について。(ア)、減額理由について。今回事業費を2,600万円減額しておりますが、この理由をご説明ください。  続きまして、(3)、予算書59ページの8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費、こちらの県道蓮田鴻巣線歩道整備事業について。こちらは、1年前にも同様の質疑をしておりますが、改めて事業の進捗状況を踏まえ、確認したいと思います。  初めに、(ア)、減額理由について。昨年は、同時期に約4,000万円の増額補正をしておりましたが、今回333万8,000円の減額をしております。この理由についてご説明ください。  次に、(イ)、進捗状況について。現在の事業の進捗状況はいかがでしょうか。  続きまして、大項目2、議案第17号「蓮田市立学童保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例について」。初めに、(1)、待機児童の状況について。現在、令和4年度の学童保育所の入所調整が進められていると思いますが、現段階での待機児童数はどの程度でしょうか。  次に、(2)、児童の保育場所について。令和3年6月議会において、中央学童保育所の待機児童対策を求めた際に、新たな施設を整備することも検討するとのご答弁がございましたが、現段階において、今年度と来年度の当初予算では、施設整備に関する費用は確保しておりません。現在想定している児童の保育場所をお答えください。  以上で1回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長          〔新井宏典生涯学習部長登壇〕 ◎新井宏典生涯学習部長 おはようございます。関根香織議員のご質疑のうち、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」のうち、3款民生費、2項児童福祉費、11目子育て世帯への臨時特別給付金事業費、子育て世帯への臨時特別給付金事業7,218万4,000円につきまして、お答え申し上げます。  初めに、(ア)、事業概要についてですが、子育て世帯への臨時特別給付金について、所得制限により、支給の対象とならなかった方へも、新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえ、市独自の給付金を支給する事業でございます。この所得制限は、令和3年12月議会においてご可決いただきました予算で実施しております、国の給付金である子育て世帯への臨時特別給付金における所得制限でございます。支給金額は、児童1人当たり10万円でございます。なお、この給付金の財源につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用してまいります。  次に、(イ)、給付対象者についてですが、中学生以下の児童が約550人、高校生相当の方が約170人と見込んでおります。  次に、大項目2、議案第17号「蓮田市立学童保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例について」、(1)、待機児童の状況についてお答え申し上げます。蓮田市保育園利用調整委員会において報告させていただいた一次募集時の待機児童数でございますが、中央学童保育所29名、平野学童保育所3名、蓮田北学童保育所4名、黒浜学童保育所11名、蓮田ねがやど学童保育所13名、合計60名でございます。  続きまして、(2)、児童の保育場所についてでございますが、蓮田中央小学校第一校舎1階の多目的教室として使用している場所を暫定的に一時使用し、中央学童保育所の児童の保育を実施するものでございます。どうぞご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 おはようございます。関根香織議員のご質疑、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」のうち、4款衛生費、2項清掃費、1目清掃総務費、蓮田白岡衛生組合運営事業における減額の理由についてお答え申し上げます。  蓮田白岡衛生組合の歳入予算のうち、資源物である鉄、アルミ、ペットボトル、古紙類の売却単価が上がっていることによる増額、またごみ処理手数料、こちらは有料指定ごみ袋の収入でございますが、こちらにつきましても、当初予算を上回ることなどが見込まれております。資源物の売却収入並びにごみ処理手数料が増額となったことにより、蓮田市及び白岡市の分担金割合に応じ、蓮田市は2,600万円、白岡市におきましては2,300万円の減額となるものでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長          〔増田吉郎都市整備部長登壇〕 ◎増田吉郎都市整備部長 おはようございます。関根香織議員のご質疑、1、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」、(3)、8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費県道蓮田鴻巣線歩道整備事業につきましてお答え申し上げます。  県道蓮田鴻巣線歩道整備事業は、JR宇都宮線と交差する第一岩槻踏切から都市計画道路蓮田駅東口黒浜線までの約195メートルの区間の両側に2.5メートルの歩道を整備するものでございます。  令和3年度一般県道蓮田鴻巣線歩道整備事業委託契約書を埼玉県と締結し、歩道整備に必要な土地の取得及び物件の移転並びに登記に関する業務を市が受託しておりまして、事業費は全て県が負担するものでございます。  (ア)、減額理由についてお答え申し上げます。予算現額1億500万円を1億166万2,000円に補正するもので、333万8,000円の減額となるものです。減額の主な理由は、権利者から調査に協力したい旨の申出がありましたので、県と協議した結果、用地取得に必要な調査委託の対象地を変更したためでございます。  次に、(イ)、進捗状況についてお答え申し上げます。用地取得の状況でございますが、令和元年度は1画地、令和2年度は3画地、令和3年度は3画地を契約してございます。計画買収土地面積に対しての買収済みの土地面積比率は、現在のところ約29%でございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 7番 関根香織議員          〔7番 関根香織議員登壇〕 ◆7番(関根香織議員) ご答弁ありがとうございました。それでは、2回目の質疑に入ります。  まず、大項目1の(1)、子育て世帯への臨時特別給付金事業の(ア)、事業概要についてですが、この事業の財源については、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するとのことでした。本来、このような子育て世帯への給付事業については、全額国費で国が一律に実施すべきであり、市の貴重な財源ともなる地方創生臨時交付金は、他のコロナ対策に活用することも可能だったのではないかと考えます。この給付金については、当初から支給要件にしかり、支給方法にしかり、国の対応が二転、三転する中、職員の方々には対象者となる方を確認し、その後、再度対象外となってしまった方を抽出するといったご対応をしていただきました。近隣でも蓮田市と同様の対応をしている自治体もあるかと思いますが、今回の対応を踏まえ、支給要件を見直すことなど国に対する働きかけはされましたでしょうか。  次に、(イ)、給付対象者についてですが、今回新たに給付対象となる方については、いつ頃、どのような方法で給付をする予定でしょうか、周知方法や受給手続等を含め、お答えください。  続きまして、(2)、蓮田白岡衛生組合運営事業についてですが、減額理由については承知いたしましたが、有料指定ごみ袋の収入によるごみ処理手数料と資源物売却におけるそれぞれの金額の内訳についてもご答弁ください。  続きまして、(3)、県道蓮田鴻巣線歩道整備事業についてですが、(イ)の進捗状況については承知いたしました。再度、(ア)、減額理由について伺いますが、減額理由につきましては、対象地の変更によるものとのことでしたが、当初の買収予定地面積に比べ少なくなるということでしょうか。  続きまして、大項目2、学童保育所の(1)、待機児童の状況についてですが、先ほど施設別の待機児童数をご答弁いただきましたが、今回増員となる中央学童保育所のみならず、他の学童保育所でも待機児童が生じておりましたが、今回中央学童のみの対応とした理由はいかがでしょうか。  次に、(2)、児童の保育場所についてですが、先ほどのご答弁では、既存の学校施設である多目的室を暫定的に使用するとのお答えでしたが、そのような運用が可能なのであれば、今後中央小学校に新設される予定の新校舎に多目的教室や特別教室を設置し、それにより空き教室となった場所を学童として利用するという運用もできるのではないかと感じます。待機児童の状況によっては、今後学校と学童保育所を別々に設置することも検討する必要もありますが、2つの施設を整備することは費用負担も大きく、今後保育ニーズが仮に減少傾向に転じた場合、維持管理に関する負担が大きく残ってしまう懸念もあります。今回の条例改正に当たっては、この辺りも踏まえた検討もされましたでしょうか。  以上で2回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長          〔新井宏典生涯学習部長登壇〕 ◎新井宏典生涯学習部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  まず、大項目1の(ア)の事業概要の質疑でございますけれども、支給要件を見直すことなどを国に対して働きかけを行ったかというようなご質疑だったかと思いますけれども、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用したこのたびの給付金については、以前から「市長への手紙」や電話などで所得に関係なく、子育て世帯へ平等に支給してほしいというお声をいただいておりました。また、既に鴻巣市や上尾市では、市の単独事業として開始していたところ、自治体独自の給付金の支給を行うに当たっては、地方創生臨時交付金を活用することが可能との見解が国から示されました。これによりまして、近隣自治体でも同様の動きが活発となり、久喜市では既に所得制限により対象外となった方への支給を始めております。白岡市も蓮田市と同様に、この3月議会で議案を提出すると聞いております。蓮田市といたしましても、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、子育て世帯への公平性の観点から、このたびの給付金を支給するための補正予算をお願いすることといたしました。なお、先ほど申し上げましたとおり、国は既に地方創生臨時交付金を活用した事業との認識でございますので、この件に関しましては、国への働きかけは行っておりません。  続きまして、(イ)の給付対象者の関係でございますけれども、新たに給付対象となる方への給付方法、周知方法についてといったご質疑かと思います。児童手当の所得制限により特例給付となっている受給者の方と既に子育て世帯の臨時特別給付金を申請し、所得制限により却下となっている方につきましては、令和4年3月中に支給する旨の通知を行いまして、こちらからプッシュアウト方式で口座に振り込むような予定でございます。  それから、そのほかの方には、個別に申請のご案内を行いまして、申請に基づきまして支給をするというふうな予定でおります。また、周知につきましては、今後広報やホームページ等で周知に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、大項目2の(1)、待機児童の状況の関係で、このたびの整備、中央学童保育所のみの対応とした理由についてといったご質疑かと思いますけれども、中央学童保育所につきましては、近隣の住宅開発やマンションの建設等の状況、こういったことを考慮いたしますと、今後も利用者の増加が見込まれますので、このたび学童保育所の定員を増員するための条例を提案させていただいたものでございます。  続きまして、(2)の児童の保育場所の関係で、学童保育所の整備手法に関するご質疑かと思いますけれども、学童保育所の設置につきましては、基本的には学校と連携し、余裕教室を活用して学童保育所を設置することを優先に考えております。余裕教室がない場合などにつきましては、学校敷地内やできるだけ学校から近い場所に施設を設置するよう努めているところでございます。このたびの施設設置につきましても、こうした方針に基づきまして、実施するものでございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  増額となりましたそれぞれの金額について申し上げます。初めに、資源物でございますが、鉄、アルミが約2,800万円、ペットボトルが約600万円、古紙類が約400万円でございます。また、ごみ処理手数料有料指定ごみ袋の収入でございますが、こちらにつきましては、約1,600万円の増額が見込まれているところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 増田都市整備部長          〔増田吉郎都市整備部長登壇
    増田吉郎都市整備部長 再度のご質疑にお答えいたします。  対象地の変更による減額ということですが、当初の買収予定地に比べて少なくなるかというご質疑だったと思いますが、今後の用地買収における対象地の変更ということでございまして、令和3年度は当初予算で予定しておりました三角地の契約、これは予定どおり完了してございます。進捗状況には影響はございませんので、ご理解賜りたいと思います。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 7番 関根香織議員          〔7番 関根香織議員登壇〕 ◆7番(関根香織議員) ご答弁ありがとうございました。大項目1の(3)、県道蓮田鴻巣線歩道整備事業については、承知いたしました。  それでは、3回目の質疑に入ります。初めに、大項目1の(1)、子育て世帯への臨時特別給付金事業の(イ)、給付対象者についてですが、今回の給付については、自治体独自の給付となるため、基準日の設定によっては、転出入等により、受給できる方とできない方が生じることも考えられますが、今回の給付による市の基準日については、いつ時点とするのでしょうか。  次に、(2)、蓮田白岡衛生組合運営事業についてですが、有料指定ごみ袋の購入によるごみ処理手数料については、コロナの影響で自宅で過ごす時間が増えたことによるものが大きいかと思いますが、これは裏を返せば、家計への負担が大きくなっているとも捉えられます。今回の補正予算の大きな要因の一つにもなりますが、ごみ処理手数料の在り方や家計負担の増加について、蓮田市と衛生組合とで協議等は行っていますでしょうか。  続きまして、大項目2の学童保育所についてですが、児童の保育場所については、学校と連携して余裕教室を活用し、学童保育所を設置するというご答弁にて承知いたしました。これにも関連しまして、再度、(1)の待機児童の状況について伺います。今回の条例改正については、住宅開発やマンション建設を受けての対応とのことですが、このような外的要因のみならず、待機児童数はもちろん、待機となっている児童の学年や家庭環境など、むしろ内的要因を捉えた対応が重要であると思いますが、既存の定員見直しに関する基準や目安はありますでしょうか。  以上で質疑を終わります。ありがとうございました。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長          〔新井宏典生涯学習部長登壇〕 ◎新井宏典生涯学習部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  初めに、大項目1の(イ)の関係で、今回の給付金の基準日といった質疑かと思いますけれども、今回の給付金につきましては、国の子育て世帯への臨時特別給付金の支給対象とならなかった方への給付となります。こういったことを考慮いたしまして、基準日につきましては、先ほどの国の給付金と同様に、令和3年9月30日を基準日として考えております。  続きまして、大項目2の(1)です。学童保育所の定員見直しに関する基準について、こういった基準があるのかどうかといったご質疑かと思いますけれども、学童保育所の新規開設につきましては、利用者の申込み状況の経年変化、それから待機児童数の継続的な増加等の状況を総合的に勘案し、決定しているところでございます。  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  衛生組合との協議についてのご質疑でございますが、蓮田白岡衛生組合の運営について、全般的な協議は行っておりますが、ごみ処理手数料に関しまして特化した協議は行っておりません。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員          〔11番 秦 邦雄議員登壇〕 ◆11番(秦邦雄議員) おはようございます。11番、秦邦雄でございます。齋藤議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして、1点質疑を行います。  議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」について、(1)、10款教育費、5項保健体育費、3目市民体育館費、総合市民体育館大規模改修及びサブアリーナ増築事業設計業務委託費1,245万8,000円、予算書の192ページです。それと継続費、令和5年度7,774万2,000円、予算書の201ページになります。これについて質疑をいたします。  質疑の対象は、令和4年度予算と令和5年度の継続費、合わせて9,020万円の事業になりますが、この予算はサブアリーナ建設に向けての実質的なゴーサインになるものと考えています。したがいまして、本事業に係る予算については、設計業務以降の修繕、建設事業も連続していることから、これらを含めて質疑を行わせていただきます。  (ア)、令和4年度と5年度の事業概要は。  (イ)、パルシー改修とサブアリーナ建設を同時に進める計画に至った経緯は。  (ウ)、パルシー改修とサブアリーナ建設について、別々に行う場合と同時に行う場合の予算及びスケジュールは。  (エ)、サブアリーナ建設について市民の理解は得られているのかにつきましてお答えください。  以上で1回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長          〔新井宏典生涯学習部長登壇〕 ◎新井宏典生涯学習部長 秦邦雄議員のご質疑、議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」について、10款教育費、5項保健体育費、3目市民体育館費、総合市民体育館大規模改修及びサブアリーナ増築事業設計業務委託費1,245万8,000円及び継続費、令和5年度7,774万2,000円につきましてお答えいたします。  初めに、(ア)、令和4年度と令和5年度の事業概要でございますが、この事業は、令和4年度、令和5年度の2か年の継続事業で行います設計委託でございます。2か年で9,020万円の継続費を計上させていただいており、内容は総合市民体育館大規模改修及びサブアリーナ増築工事の基本設計・実施設計委託でございます。令和4年度分につきましては、基本設計の出来高分の予算1,245万8,000円を見込んでおり、令和5年度分につきましては、実施設計の予算7,774万2,000円を見込んでおります。  次に、(イ)、パルシー改修とサブアリーナ建設を同時に進める計画に至った経緯はでございますが、総合市民体育館パルシーの改修につきましては、施設の維持管理費の軽減と施設機能の維持向上を図るため、平成30年度に策定いたしました中長期保全計画書により、建設後30年目に大規模改修工事を行うこととしております。  サブアリーナ建設につきましては、パルシー開館当初からの課題となっており、市議会で継続的に一般質問をいただいてまいりました。平成23年には、当時の蓮田市体育協会から2,011名の署名とともに、サブアリーナ早期建設に関する要望書が提出されております。また、令和元年度において、サブアリーナ増築工事基本調査を実施し、増築する際の課題などについて調査を実施しました。  サブアリーナの建設については、蓮田市総合市民体育館サブアリーナ建設等検討会議において、設備や改修について共通している部分が多く、同時に実施する必要があるという結論に達しました。その上で、大規模改修やサブアリーナ建設の必要性について議論を重ね、第3回目の会議においてサブアリーナ建設の推進に賛同をいただきました。それを受け、第4回目の検討会議において建設方法の検討を行い、大規模改修とサブアリーナの建設を同時に行う方向で計画を進めております。  次に、(ウ)、パルシー改修とサブアリーナ建設について、別々に行う場合と同時に行う場合の予算及びスケジュールはでございますが、サブアリーナの建設方法につきましては、施設の利便性や管理面などを考慮し、現在の体育館につなげた同一棟での増築による建設方法で計画を進めております。  また、工事の順序についてですが、1案として、大規模改修を実施した後、サブアリーナを建設する方法、2案として、サブアリーナを建設した後、大規模改修を実施する方法、3案として、大規模改修とサブアリーナ建設を同時に実施する方法が考えられます。  建設に係る予算につきましては、1案、2案の別々に工事を行う方法に比べて、3案の同時に工事を行う方法では、全体の工事期間が短縮されるため、現場事務所や仮囲い、交通誘導員などの現場経費を抑えることができます。  また、スケジュールについてでございますが、工事期間中の閉館期間について検討いたしました。サブアリーナを建設する場合、建築確認の手続を経て、工事を実施し、完了検査に合格した後、初めて改修を行う既存体育館も含めた使用が認められることになります。1案、2案の別々に工事をする方法につきましては、この全体工期が長くなることにより、3案の同時工事よりも閉館期間も長くなることが想定されます。これらを踏まえ、サブアリーナ建設については、全体の工事期間が最短であるパルシー改修との同時に行うことが有効であると考えております。  次に、(エ)、サブアリーナ建設について市民の理解は得られているのかでございますが、先ほどの答弁との繰り返しになってしまう部分もございますが、市議会の継続的な一般質問や、平成23年には当時の蓮田市体育協会から2,011名の署名とともに、「サブアリーナ早期建設に関する要望書」が提出されております。また、市民から広くご意見をいただくため、スポーツ団体、文化団体、商工団体、障がい者団体、教育関係者からご推薦をいただき、蓮田市総合市民体育館サブアリーナ建設等検討会議を設置し、検討を重ねているところでございます。そのような経緯や会議での検討結果を踏まえ、多くの団体の方による共通の理解は得られているものと考えております。どうぞご理解賜りますようお願い申し上げます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員          〔11番 秦 邦雄議員登壇〕 ◆11番(秦邦雄議員) ご答弁ありがとうございました。  では、2回目の質疑を行わせていただきます。(ア)につきまして、パルシー改修とサブアリーナ建設を同時施工で行う計画であるという理解でよろしいでしょうか。  (イ)については、2つあります。1つ目、蓮田市総合市民体育館サブアリーナ建設等検討会議、以下、検討会議と言わせていただきますが、この場での主な議論の内容について。  2つ目ですが、事務局はこの検討会議の開催目的として、サブアリーナ建設の要否やパルシー修繕計画との優先順位などについて、コスト面や工事期間の面などから意見を伺うとしていました。また、同会議において建設ありきの事業ではなく、会議で意見を出してほしい旨の説明をしていたところでございます。そのためには、それぞれ単独で行う改修建設の場合と、同時に行う際の改修建設のケースについて、費用面、スケジュール面等、同検討会議に示すことが検討する際の大前提だと思いますが、どのように提示し、説明したのでしょうか。  (ウ)につきましても、2つあります。1つ目、そもそもここで質疑した内容の回答が得られないと、現在市が進めようとしている計画が妥当なのか判断することが難しいわけですし、市民の方々に対して、私としては議員としてする説明もうまくできません。先ほどの答弁では、工事を同時に行えば、費用は安くなるし、期間も短くなるというもので、これは一般的には当然のことと思います。また、分割施工のほうが工事期間が長くなるとの回答でもありましたが、それはそもそも連続して施工することを想定した回答であると考えます。したがいまして、改めて具体的に聞きます。パルシー単独改修の場合の費用及び工事期間、サブアリーナ単独建設の場合の費用及び工事期間、それと今、市が進めようとしている同時施工の場合の費用及び工事期間についてお答えください。  2つ目です。改修及び建設に際しては、国等からの補助金は想定しているのでしょうか。想定しているとした場合、同時施工と分割施工で差はあるのでしょうか。  (エ)については、3つございます。1つ目、先ほどご答弁にありましたサブアリーナ早期建設に関する要望書が平成23年、2011年になりますか、に提出されているということでありますが、それから10年以上たち、市の今の計画では、完成は令和7年で、利用は翌令和8年とのことです。いわゆる2026年です。この間約15年あることになります。当時提出されましたこの要望について、現在の状況等については、検証なり、確認なりする必要があると考えますが、いかがでしょうか。  2つ目、検討会議にはどのような説明を行ったのでしょうか。  3つ目、私が質疑したのは、市民の方々の理解であって、ご答弁にあった利用者団体の理解ではありません。これだけの大事業であり、建設費用は納税者である市民の方々が負担することから、多くの市民の理解が必要不可欠と考えます。この検討会議において、ある委員の方から市民の意見を聞かなければ、サブアリーナ建設は難しいのではとの質疑に対し、事務局からは大規模改修が急がれることから、時間があまりかけられない旨の発言がありました。そもそもこのスタートは、令和元年度に蓮田市総合市民体育館サブアリーナ増築工事基本調査を策定したことから始まっておりまして、少なくとも市民の意向を把握するには、翌令和2年度に行うための時間は十分にあったと考えます。重要なのは、サブアリーナ建設の決定プロセスにおける透明性であります。改めて質疑します。市民の理解は得られているのでしょうか。  以上が2回目の質疑です。私の今回の質疑は、市民の方々にサブアリーナ建設計画について、十分な説明をしたいから質疑を行っているものであります。このことを踏まえてご答弁いただきたいと思います。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長          〔新井宏典生涯学習部長登壇〕 ◎新井宏典生涯学習部長 それでは、再度のご質疑にお答え申し上げます。  まず、(ア)に関する再質疑でございますが、パルシー改修とサブアリーナ建設を同時に行うということでよいかという点でございますけれども、同時に工事を行う工程で計画をしております。  続きまして、(イ)に関する再質疑でございますが、まず検討会議における主な議論はどんなものがあったかといった質疑かと思いますけれども、市民ニーズ、他市の状況、サブアリーナのコンセプトとメリット、それからサブアリーナの建設規模や内容、大規模改修及びサブアリーナのプラン、工事工程等について、事務局から説明を申し上げまして、ご議論をいただいたところでございます。  それから、もう一点が、検討会議へ費用やスケジュールをどのように提示し、説明したかといったご質疑かと思いますけれども、第4回目の会議以降、計画案を基に具体的な費用は示しておりませんけれども、経費を削減できる方法をお示ししております。また、具体的なスケジュールについてもお示しはできておりませんけれども、より閉館期間を短縮する方法についてお示しをさせていただきました。具体的なスケジュールにつきましては、来年度予定しております基本設計を行う中で作成することとなります。検討会議につきましては、来年度も開催を予定しておりますので、その中で改めてお示ししたいと考えております。  続きまして、(ウ)でございますが、再度具体的な費用、工事期間を質疑したいというような内容だったかと思いますけれども、繰り返しになって大変申し訳ございませんけれども、中長期保全計画書やサブアリーナ増築基本調査の報告書を参考に、蓮田市総合市民体育館サブアリーナ建設等検討会議のご意見を伺いながら、現在策定しております基本計画に基づきまして、来年度以降、基本設計、実施設計を行いますので、そういった中で具体的な数値期間等につきましては、お示ししていきたいというふうに考えております。  続きまして、国等からの補助金についてといったご質疑かと思いますけれども、補助金等につきましては、現在スポーツ庁、あと埼玉県などに問合せを行っております。そんな中で、よりよい補助金を検討していきたいというふうに考えておりますけれども、同時施工、分割施工とどちらで補助金が有利等についてはまだ検証はしておりませんけれども、国や県から示された段階で、内容をよく精査して決めていきたいというふうに考えております。  続きまして、(エ)の部分でございます。平成23年に提出された要望書を期間がたっているので、再検証、確認の必要性があるのではないかといった質疑かと思いますけれども、要望書につきましては、約11年前に提出されたものでございますけれども、検討会議での委員の意見、また日頃のパルシーの利用者の皆様の声を聞いているところ、サブアリーナの要望については、現在も十分あるというふうに考えております。  続きまして、検討会議へどのような説明を行ったかということでございますけれども、蓮田市の屋内スポーツ施設の現状、パルシーと同規模のアリーナ施設を持つ他市の状況を説明し、比較検討をしていただきました。また、都市計画マスタープラン策定のための市民意識調査、蓮田市の将来像アンケートの結果、ここにスポーツ施設の関係等の質疑もございましたので、そういった結果をお示しし、スポーツ施設についての課題や要望があることの説明を検討会議に行ったところでございます。  それから、最後、市民の理解は得られているのかということでございますけれども、サブアリーナの整備につきましては、防災拠点の拡充、またスポーツ施設としてだけではなく、多様なニーズに応えるための利便性の向上、シティセールスなど総合的なメリットを考慮し、検討会議に説明を行っているところでございます。検討会議につきましては、利用団体以外の方々にも委員をお願いしておりますので、市としましては、検討会議を市民の代表として捉えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 11番 秦邦雄議員          〔11番 秦 邦雄議員登壇〕 ◆11番(秦邦雄議員) ご答弁ありがとうございました。なかなか聞いたことと回答がかみ合わないような気はいたしますが、3回目、では質疑を行わせていただきます。  (ウ)について。なかなか具体的にスケジュールだとか、予算とか、お示しいただけないので、ちょっと私のほうからあえて投げかけます。令和4年度、令和5年度で9,020万円の予算を使ってからでは後戻りできないわけです。それで、今、聞いているわけでありまして、基本設計、実施設計が終わらないと何も具体的には言えませんでは、私は概算でもいいと言っているのですが、何も言えませんということであります。今、決定しなれければならないそのサブアリーナ建設の是非が判断できないので、あえてここで質疑をしているわけであります。どうしても具体的に、もう少し具体的な数字も期間も示してもらえないようなので、こちらから考えたことについて質疑をいたします。  工期につきましては、一般的に考えまして、パルシー改修のみの工期は、サブアリーナ建設と同時に行うよりも、それなりに短いと考えます。費用についてですが、こちらで推定しますと、パルシーの大規模改修につきましては、蓮田市公共施設等総合管理計画、平成29年3月に策定され、令和3年3月に改定されたものですが、これによれば、スポーツ施設の大規模改修単価は、平米当たり20万円となっております。いろんなケースがあるのでしょうが、これしか数字がないので、平米当たり20万円でなっており、これにパルシーの床面積約7,000平米を乗ずれば、約14億円になります。これに加えまして、蓮田市総合市民体育館サブアリーナ増築基本調査で、今、A、B、Cのうち、B案というのを市が採用する方向のようですが、これで明らかになりましたサブアリーナ増築に伴うパルシー改修費、新たなその法律に基づいて増築する場合にはパルシーも追加で補修しなければいけないというどうも費用のようですが、それが約3億5,000万円、それにサブアリーナ建設費用が約8億5,000万円ということであります。したがって、非常に大ざっぱな計算ではありますが、市が計画しているパルシー改修費用約17億5,000万円と、サブアリーナ建設費用約8億5,000万円、合計で約26億円ということになります。実際には金額に少し幅はあるでしょうけれども、現時点では工期と費用についておおよそこのような理解でよろしいのでしょうか。  市民の理解につきましては、直接市長に質疑をさせていただきたいと思います。過去に同じようなことがありまして、平成10年です。平成10年の蓮田市長選において争点は幾つかあったと聞いていますが、その中で1つ、サブアリーナ建設に反対をいたしました新人市長が当選したと聞いています。平成10年、1998年ですが、当時の蓮田市は人口は約6万5,000人、増加傾向にありました。高齢化率も12%以下でありました。そういう状況から見ると、市民全体が若く、スポーツ団体も今よりもかなり多かったと聞いています。その選挙では、そのときの市民の方がサブアリーナ建設よりももっと取り組むべき施策はあると判断した結果であるとも聞いております。現在の蓮田市は、人口が約6万1,500人、高齢化率が32%を超え、今後人口減少と高齢化の進展を踏まえた市政運営を基本としている中で、今の市民の方々にサブアリーナ建設についての理解が得られているかどうかについては非常に重要なことであり、その把握が必須であると考えます。私は、サブアリーナ建設に反対だと申しているわけではありません。建設の是非などを判断する材料としては、検討会議での人選でありますとか、運営の問題など市民ニーズの把握について十分とは思えません。サブアリーナ建設を決める前に、市民の意向をきちんと把握し、サブアリーナ建設の決定に係るプロセスを明白にすべきと考えますが、この辺については市長のお考えを求めます。  以上で私の質疑を終わります。ありがとうございました。 ○齋藤昌司議長 新井生涯学習部長          〔新井宏典生涯学習部長登壇〕 ◎新井宏典生涯学習部長 再度のご質疑にお答えいたします。  (ウ)のところで、具体的な金額というご質疑かと思いますけれども、先ほど答弁と同じ内容になってしまって大変申し訳ございませんが、工事費用につきましては、来年度以降に予定しております基本設計、実施設計の中でお示ししたいと考えておりますので、どうぞご理解賜りますようよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 中野市長          〔中野和信市長登壇〕 ◎中野和信市長 秦邦雄議員のご質疑の議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」のうちの教育委員会の教育費の市民体育館大規模改修とサブアリーナの関連予算のご質疑でございます。  ご質疑でありますが、ちょっと考え方みたいな質疑をいただきましたが、現在のお願いしています議案の経緯、また考え方につきましては、もう新井部長のほうで答弁したとおりで、それ以上の話はございません。もう現段階では尽きていると、お答えも尽きていると思います。  質疑ですから、ちょっと話それてしまうかもしれませんが、平成10年の市長選挙のお話が引用されておりました。平成4年頃からこの体育館そのものも、今の市民体育館がサブアリーナ併用のアリーナとサブアリーナ併用の建設計画がありまして、これが平成4年頃、定かではございませんけれども、私もその担当の職員でございました。財政部門、企画部門の職員でありました。いろいろな経緯がありまして、当初予算上程した段階で、サブアリーナの予算がカット、メインアリーナだけのスタートとなりました。平成6年、もう28年ぐらい前の話なのですが、その段階ではサブアリーナなしでスタートしたわけであります。  その後、こういう立場になりまして、16年間スポーツ団体の様々な事業に、特に市民体育館の行事等には出ておりますが、一日も早くサブアリーナをやってほしい、造ってほしいという、造るなというお声は残念ながらありませんでした。それは、やっぱり利用形態なんかを見ますと、メインアリーナが中心ですけれども、やっぱり大会ではウオームアップのコーナーが欲しいとか、あるいはバレーボール一つ取っても、3面しか取れませんので、もう一面ありますと、いろいろ戦いの組み合わせ方等々が非常に効率がいい。そもそも論として、平成4年のその計画、全体計画の中でそういう意味も込めてサブアリーナがあったのですが、残念ながらできなかったわけであります。  その後、何回も何回も議会でもいろいろご質疑いただきまして、また執行部も当然その段階、その段階で予算等を見直して、組み直したりしておりました。しかしながら、もう当時32億円を28億円で修正された4億円減のその費用では、とてもサブアリーナはもうできる時代ではございませんで、また単品になりますから、諸経費も大変かかってしまうということで、残念ながら今日まで来たわけであります。  その市民の方の意向というお話でありますが、質疑の本旨に戻りますけれども、ご質疑の本旨に戻りますが、その間、今回のその大規模改修とサブアリーナにつきましても、予算をお願いして検討会議を進めておりまして、それもご議決、議会で議決いただきました一つの手段であります。あるいは懇話会を、協議会を、今、検討会を設立して、スポーツ団体の方、多くの方々が参加していただいておりまして、活発なご意見いただいております。これも市民の参加だと思っております。  一般市民の方をというご質疑かと存じますが、やっぱり行政のケース・バイ・ケースで違うのですけれども、いろいろな仕事を進めている過程の中で、やっぱり一番身近なその利用されるはなみずき作業所でも環境学習館でもそうですけれども、あるいは図書館のときもそうですが、やっぱりそれぞれの身近に利用される方々の率直なご意見、懇話会、協議会、こういうものを手だてに、よりどころとして行政は進めるわけでありまして、その都度、その都度その施策を市民の方々、非常にこの市民という表現がどこまで、全部の方々に一つ一つ聞くのが市民参加なのかもしれませんが、やっぱり行政の進め方といたしましては、なかなか全てにわたってそういう手法を取るのは大変厳しい。これは、ご存じのことだと存じます。今回につきましても、その市民という表現をないがしろにしているわけではありませんで、いろいろ過去の過程の中で、今までの経緯の中で、この重要性とか必要性というのは、もう当然まさに市民の声だと思っておりますので、その意を体して、今、執行部としていろいろ取り組んでいるわけであります。  過去の経緯を踏まえますと、非常になかなか実現できなかった、あるいはできない事業なのですが、やはりそれこそ多くの市民の方々、全市的な、広角的な、鳥瞰的な判断で、やっぱりこの事業は進めなければならない事業だと心から思っておりますので、ご理解賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 20番 船橋由貴子議員          〔20番 船橋由貴子議員登壇〕 ◆20番(船橋由貴子議員) おはようございます。20番、船橋由貴子です。通告に従い質疑を行います。  議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」の繰越明許費に関する調書についてです。議案書は83ページです。8款土木費、4項都市計画費、4目公園費のうち、公園整備事業関係予算額1億2,380万円、繰越予定額1億2,380万円、同額となっています。  そこで、伺います。(1)、繰越し予定事業の内容と繰越し理由についてご答弁ください。  以上で1回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 船橋由貴子議員のご質疑、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」、繰越明許費に関する調書のうち、8款土木費、4項都市計画費、4目公園費、公園整備事業、繰越予定額1億2,380万円について、繰越し予定事業の内容と繰越理由につきましてお答え申し上げます。  初めに、事業の内容でございますが、黒浜3号緑地整備工事費9,010万円、公園トイレ洋式化等改修工事費2,400万円、東埼玉病院周辺整備設計業務委託費720万円、西城沼公園公園灯更新工事費250万円でございます。  繰越しの理由といたしましては、それぞれの事業により、事情は異なるところはございますが、いずれの事業におきましても、年度内に事業を完了することが困難であるため、繰越しするものでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 20番 船橋由貴子議員          〔20番 船橋由貴子議員登壇〕 ◆20番(船橋由貴子議員) 繰越し予定の黒浜3号緑地整備工事9,010万円について再質疑いたします。  2019年9月の建設経済委員会での補正予算、ボーリング調査委託費の説明では、公園と緑地をうまく活用して、例えば遊歩道的なものを考えている。緑地を再生する考えで動いているとの計画が示されました。しかし、計画内容がいつの間にか変わっていたと私は認識しております。黒浜3号緑地を全面コンクリート吹きつけにする工事については、地元住民から陳情や請願があり、新聞にも取り上げられているところです。安全確保はもちろん必要ですが、公園整備事業なのであれば、緑地保全のバランス、工法の工夫が必要です。その前提として、住民合意をどう図っていくかが問われています。  そこで、2点伺います。1点目、事業は繰越しの予定となっていますが、今後黒浜3号緑地の工事はどのようにする考えでしょうか。コンクリート全面吹きつけを見直す考えはあるでしょうか。  2点目、工事内容について、周辺住民への事前説明がありませんでした。安全性の確保とともに、住民との合意形成については、今後どのようにする予定でしょうか。  以上で2回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  黒浜3号緑地の整備工事の内容というご質疑でございますが、安全を第一に考えまして、倒木等の危険をなくすため、樹木を伐採、また斜面の安定勾配を確保するための整形した上で、法面の保護を行うものと計画しております。  続きまして、住民との合意形成をどうするかというご質疑でございますが、これまで説明等の配慮が欠けていたものと認識しておりますので、地域の皆様に事業の目的や計画の説明を行った上で、ご意見も伺いながら合意形成を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 20番 船橋由貴子議員          〔20番 船橋由貴子議員登壇〕 ◆20番(船橋由貴子議員) 3回目の質疑を行います。  ただいまの答弁では、安全を第一に伐採や安定勾配の計画というふうなお答えで、コンクリート全面吹きつけについて見直す考えはご答弁されなかったかと思います。この点について、もう一度ご答弁をお願いいたします。  また、住民との合意形成について伺います。例えば住民説明会という表現では、市の説明を一方的に伝えるイメージを受けます。再検討して工事を進めるのであれば、住民からの意見もしっかり受け止め、共通理解と合意が得られる場をつくって、工事の見直しを検討する必要があると考えますが、いかがでしょうか。  以上で質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  住民との合意形成のところで説明等の配慮が欠けていたものと認識しているというご答弁を差し上げました。今後におきましては、地域の皆様に事業の目的や計画の説明、またご意見を伺いながら合意形成を図っていきたいと考えております。安全をまず第一に考えた整備を現在考えておりますが、請願、また要望、こういったものをいただいておりますので、それらを踏まえまして、調整することも含めて考えてまいりたいと存じます。どうぞご理解いただくようお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午前10時16分          再開 午前10時30分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑を続行いたします。  18番 栗原勇議員          〔18番 栗原 勇議員登壇〕 ◆18番(栗原勇議員) 18番、栗原勇です。質疑を行います。大項目の1、議案第10号「蓮田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について」。(1)、本条例改正の根拠。  (2)、改正内容についてご答弁ください。  大項目の2、議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算について」です。(1)、歳出の2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、住民基本台帳業務経費、12節委託料のうち保守料1,067万円について、電算処理業務委託費4,642万円、18節負担金、補助及び交付金、証明書交付センター運営負担金68万2,000円について、予算書の66ページにあります。(ア)、住民票の写し、印鑑登録証明書のほかに何か発行するものがあるでしょうか。  (イ)、今現在、各種証明書を取得できる場所はどこにあるでしょうか。  (ウ)、コンビニエンスストアで取得できるようになった場合、年間何件を想定しているでしょうか。  続いて、(2)、歳出、8款土木費、4項都市計画費、4目公園費、公園整備事業、予算書の141ページにあります。12節委託料、設計業務委託費1,200万円、14節工事請負費、公園施設整備事業費3億111万3,000円についての(ア)、内容についてご答弁ください。  以上で1回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長          〔吉澤正剛総務部長登壇〕 ◎吉澤正剛総務部長 栗原勇議員のご質疑、初めに議案第10号「蓮田市個人情報保護条例の一部を改正する条例」についてお答えいたします。  まず、本条例改正の根拠についてでございますが、引用しております行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されることから、引用法令を個人情報の保護に関する法律に変更することに伴いまして、規定を整備するものでございます。  次に、改正内容についてですが、引用法令の変更に伴い規定を整備するものでございまして、条例の内容に変更はございません。  次に、議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、住民基本台帳業務経費、12節委託料のうち保守料1,067万円、電算処理業務委託費4,642万円、それから18節負担金、補助及び交付金、証明書交付センター運営負担金68万2,000円について、順次お答えいたします。  これは、令和4年度から実施を予定しておりますコンビニ交付事業に関するものですが、この事業につきましては、これまで市民課の窓口や電話、それからメールなどにおいて実施してほしいとのご意見を多数いただいておりまして、このほかに市長への手紙や行政改革推進委員会でのご意見、また議会でのご指摘もいただいているところでございます。県内自治体の実施状況は、令和4年度、来年度においては40市中、蓮田市を含む38市で実施または実施予定と伺っております。蓮田市といたしましても、市民サービスの向上や、窓口混雑の緩和を目的として実施を予定するものでございます。  それでは、まず住民票の写し、それから印鑑登録証明書のほかに何か発行するものはあるかについてでございますが、市民課が所管しております住民票の写し、それから印鑑登録証明書に加えまして、税務課が所管しております市県民税の課税証明書、それから非課税証明書、所得証明書の現年度分の交付を予定しております。  次に、今現在、各種証明書を取得できる場所はどこかについてでございますけれども、市役所の本庁舎の市民課、それから税務課の窓口、そして蓮田駅西口行政センターの行政サービスコーナーの窓口、それと平野連絡所の窓口で開庁時間内に交付をしております。  次に、コンビニエンスストアで取得できるようになった場合、年間何件を想定しているかについてですが、蓮田市では年間交付件数の10%前後がコンビニエンスストアで発行されるものと想定しております。この割合は、おおむね全国平均の値として国が示しているものでございます。令和4年度につきましては、令和5年1月からサービスを開始を予定しておりますので、3か月で1,000件が交付されるものと見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 栗原勇議員のご質疑、議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」のうち、8款土木費、4項都市計画費、4目公園費、公園整備事業、12節委託料、設計業務委託費1,200万円、14節工事請負費、公園施設整備事業費3億111万3,000円の内容についてお答え申し上げます。  初めに、委託料、設計業務委託費についてでございますが、堂山公園トイレ更新工事設計業務委託費として440万円、黒浜5号緑地改修工事設計業務委託費としまして760万円を計上しております。工事請負費、公園施設整備事業につきましては、各公園の遊具の改修、撤去、更新工事費といたしまして600万円、上町ふれあいの森整備工事費といたしまして2,800万円、黒浜2号・4号緑地整備工事費として2億6,700万円、公園内の私設量水器の交換工事費として11万3,000円を計上しております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員          〔18番 栗原 勇議員登壇〕 ◆18番(栗原勇議員) それでは、2回目の質疑を行います。  大項目1の(1)については、承知をいたしました。(2)の件ですが、答弁では、内容は変わらないのだというふうな答弁ですが、私もいろいろ調べまして、心配をするところがあります。私が心配するのは、自治体が独自に制定する個人情報保護条例を一旦リセットして、自治体が持つデータを国に集約し、外部に提供できるようにすると、そういう内容ではないかというふうな心配をしていますが、そういう内容ではないと、そういう内容は入っていないという理解でよいか、確認をしたいと思います。  大項目の2の(1)のうちの(ア)については承知しました。(イ)についても承知しました。これを行う訳としては、市民サービス、そして窓口の混雑を防ぐ等の理由があるということでしたが、その点だけ見ると理解をしつつも、しかしながら予算をちょっと見てみました。予算書を見ると、電算処理業務委託費、つまり初期投資としては4,642万円、これ費用がかかります。かつ、年間を通していろいろ費用がかかるわけですけれども、そのうちの保守料、1月当たり75万5,000円掛ける12か月掛ける消費税の1.1を掛けますと996万6,000円になると、それから負担金、J―LISに払う負担金ですが、68万2,000円掛ける4で272万8,000円、それを2つ合わせますと1,269万4,000円になります。これ私の計算ですが、その1,269万4,000円を年間でどれくらいの件数かということで先ほど答弁がありましたが、年間では件数3,960件になります。それ割り算をしますと、1件当たり3,205円かかると。1件の証明書を出すの3,205円かかると。かつ、コンビニエンスストアに払う手数料、これが117円かかるということで、合計3,322円1件当たりかかるというふうな私は計算をしました。こういう計算、あるいは考え方で合っているのでしょうか。ご答弁ください。  続いて、(2)ですが、先ほど内容についてお話しいただきました。特に設計業務委託費に計上された黒浜5号緑地と公園施設整備事業費に計上された黒浜2号・4号緑地について再質疑をします。先ほど船橋議員の質疑で、補正予算の繰越明許費で黒浜3号緑地の答弁がありました。今議会にも、市民から緑地保全を求める請願や要望書が提出されている中で、緑地と安全確保のバランスが大事、工法の工夫、住民合意をどう図っていくかが問われていると思います。黒浜2号・4号緑地整備工事の詳細、及び黒浜5号緑地の整備工事の設計業務の委託の詳細についてご答弁ください。  以上で2回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長          〔吉澤正剛総務部長登壇〕 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  まず、条例改正についてでございますけれども、今回の改正は、先ほども答弁いたしましたが、あくまでも引用法令の変更に伴う規定を整備するものでございまして、先ほど議員がおっしゃいましたデータの外部提供の制度を導入するといった内容ではございません。  続いて、コンビニ交付の予算の関係でございます。議員のほうから、必要経費の関係、試算をされた内容についてありましたが、1年間の必要経費といたしましてはシステムの保守料、それから負担金の合計が必要経費となるということになります。また、交付の枚数につきましては、今現在あくまでも想定のものとなりますけれども、議員の積算のとおりということになるかと思います。  今後につきましては、この交付枚数を増やせるようにコンビニ交付のサービスの周知を市民の皆様に図ってまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質疑にお答えいたします。  初めに、黒浜2号・4号緑地の整備内容でございますが、安全を確保するため樹木を伐採し、斜面地の整形と法面の保護を行うものでございます。なお、宿上公園、宿下公園、馬場公園に隣接する場所などについては、樹木を残す計画となっております。  続きまして、黒浜5号緑地の整備内容でございますが、黒浜2号緑地から4号緑地と同様に、安全を第一に考えまして樹木を伐採、斜面地の成形と法面の保護を行うものでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 18番 栗原勇議員          〔18番 栗原 勇議員登壇〕 ◆18番(栗原勇議員) それでは、3回目の質疑を行います。  大項目の2のうちの(2)の黒浜緑地に関することであります。先ほど計画、そして工事内容等について説明ありましたが、安全を確保しながらというのは理解します。大事です。しかしながら、可能な限り緑地の保全と、こういうことも大事だと、そのバランスが大事だというふうに思います。そういう意味では、住民合意を得る、住民説明会を開きながら、工事の設計を見直す可能性についてあるかどうか、お聞きしたいと思います。  以上で3回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  住民との合意形成というところでございますが、現在コロナ禍にございますので、説明の手法については検討が必要かと思いますが、計画につきまして市の考えを説明しますとともに、ご意見を伺う機会を設けることは必要だと考えております。  緑地の整備につきましては、請願やご意見いただいておりますので、調整も含めまして検討していくことが必要だと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 19番 榎本菜保議員          〔19番 榎本菜保議員登壇〕 ◆19番(榎本菜保議員) 19番 榎本菜保です。通告に従い、順次質疑を行ってまいります。  初めに、大項目1、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」についてです。補正予算書の54ページを御覧ください。中項目(1)、7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、18節負担金、補助及び交付金、中小企業者等感染症拡大防止支援補助マイナス3,000万円です。中小企業に対し、感染対策防止の決められた品目を購入した場合に10万円上限で補助金が支払われるものですが、3,000万円もの金額が不用額として落とされています。当初450件交付を想定していたので、4,500万円が予算計上されていたうちに、3,000万円が不用額というのは少し多いのではないかと思っています。最終結果はどのような結果だったのでしょうか。  (ア)、申請件数と(イ)、交付件数についてお答えください。  次に、補正予算書の31ページです。中項目(2)、2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、12節委託料の電算処理業務委託費481万8,000円です。(ア)、委託費の内訳詳細についてご答弁ください。  次に、同じく補正予算書の31ページですが、中項目(3)、2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、18節負担金、補助及び交付金の個人番号カード関連事務交付金705万円です。(ア)、支払先、(イ)、交付金概要についてご答弁ください。  続きまして、大項目2、議案第13号「蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」についてです。中項目(1)、学校運営協議会について、(ア)、設置目的、(イ)、今の時期での設置理由、(ウ)、権限、(エ)、協議内容、(オ)、市内設置数、(カ)、開催数と開催時間帯、(キ)、委員の人数、選出方法、任期、(ク)、学校評議員やPTA等との関わりについてご答弁ください。  続きまして、大項目3、議案第25号「令和4年度蓮田市国民健康保険特別会計予算」について伺います。予算書の230ページを御覧ください。中項目(1)、5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、1節の保険基盤安定繰入金1億8,750万5,000円です。(ア)、7割、5割、2割軽減の対象人数についてお答えください。  続きまして、同じく予算書の230ページです。中項目(2)、5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、2節その他一般会計繰入金、その他一般会計繰入金5,000万円です。3年前には、蓮田市も被保険者の負担軽減のため1億1,000万円を一般会計から繰り入れていましたが、県の指導により段階的に減らされて、2022年度には約6,000万円減り5,000万円となってしまいました。2022年度の予算を見ると、国保基金の取崩し額が昨年と比べて約5,700万円多くなっていますので、ちょうどその減らされている法定外繰入分くらいに相当します。基金が底をつけば、保険税は引き上がってしまいます。法定外繰入れは、県の言うとおり決算補てん目的、つまり赤字解消のためには繰り入れられないとされていますが、これはあくまで技術的な助言であり、法的根拠はありません。赤字解消以外の目的、例えば子どもの均等割免除などの市としての子育て支援策としては繰り入れられるものです。コロナや度重なる物価高で家計が疲弊している今こそ、そうした取り組みが求められていますが、市として法定外繰入れについてはどのように検討されたのでしょうか。(ア)、一般会計からの法定外繰入れの検討についてご答弁ください。  次に、予算書の238ページを御覧ください。中項目(3)、2款保険給付費、6項傷病手当金、1目傷病手当金、18節負担金、補助及び交付金の傷病手当金支給事業156万円です。この金額の根拠は、国保運営協議会での説明によれば、被保険者約1万3,000人の0.1%である13人が1日当たり4,000円を30日分受け取るとの計算になっています。市内でも、コロナ感染者が100人を超える日も出ている中で、給与所得者しか支給の対象ではなく、しかも1年で13人分ですから、あまりに少ないのではないかと思っています。この事業の目的を考えれば、国保加入者は個人事業主の方も多く、給与所得者に限定せずフリーランスなども含め、事業所得の方々にも平等に手当金支給をすべきと考えます。支給の形としては、手当金ではなく県内他市事例にも実例のある傷病見舞金でも構いませんが、こうした観点での支給の検討はされたのでしょうか。(ア)、事業所得者等への支給対象拡大と傷病見舞金としての支給の検討についてお答えください。  以上で1回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 榎本菜保議員のご質疑、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」、7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、18節負担金、補助及び交付金、中小企業者等感染症拡大防止支援補助3,000万円の減額につきまして、順次お答え申し上げます。  初めに、申請件数でございますが、本事業の申請期間は令和3年7月1日から令和4年2月10日まででございました。申請件数は172件でございます。  次に、交付件数でございますが、現在審査中のものを除きました令和4年2月24日時点の件数を申し上げます。交付を決定いたしました件数が165件、不交付と決定した件数が1件、合計166件でございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長          〔吉澤正剛総務部長登壇〕 ◎吉澤正剛総務部長 榎本菜保議員のご質疑、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」の2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、12節委託料のうち、電算処理業務委託費481万8,000円についてお答えいたします。  委託費の内訳詳細につきましては2件ございまして、1件目は国外転出者による個人番号カード等の利用に対応するため、住民基本台帳システムの改修作業を行いまして、完了した結果277万2,000円の減額をするもの。それからもう一つ、2件目が、新たにマイナンバーカード所有者の転出、転入手続きのワンストップ化に対応するため、住民基本台帳システム改修作業として759万円を増額するものです。これらの差引きで481万8,000円の増額補正となったものでございます。  続きまして、2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、18節負担金、補助及び交付金の個人番号カード関連事務交付金705万円についてお答えいたします。まず、支払先についてでございますが、マイナンバーカード関連システム、住民基本台帳ネットワークシステム、それからマイナンバー制度の情報連携に用いる自治体中間サーバープラットフォーム等の運営を行っております地方公共団体情報システム機構、通称J―LISと言っておりますけれども、J―LISとなります。  次に、交付金の概要でございます。この交付金は、個人番号カードの発行等に係る交付金でございまして、全国の自治体が地方公共団体情報システム機構へ支払うものでございます。具体的に申し上げますと、個人番号カードの申請処理や製造、発行、そしてコールセンターの運営事業に対するものとなります。この度、請求が予算を上回る見込みとなったため、705万円を増額補正させていただくものでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 増田学校教育部長          〔増田勝弘学校教育部長登壇〕 ◎増田勝弘学校教育部長 榎本菜保議員のご質疑、大項目2、議案第13号「蓮田市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」のうち、中項目(1)、学校運営協議会について順次お答えいたします。  (ア)設置目的についてですが、学校運営協議会は、学校運営及び当該運営への必要な支援に関して協議する機関で、地域とともにある学校をめざすためのものでございます。  続いて、(イ)、今の時期での設置理由でございますが、平成29年3月に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正が行われ、学校運営協議会の設置が、設置促進から努力義務となりました。本市教育委員会としては、学校運営協議会の設置による効果について検討を重ねておりましたが、市内の学校では学校評議員や学校応援団の方々にご尽力いただいているため、早急な設置は視野には入れておりませんでした。しかしながら、第3期埼玉県教育振興基本計画では、コミュニティ・スクールの設置の推進が位置付けられました。また、埼玉県5か年計画において、令和8年度には全小・中学校に設置することを目標として示されました。市教育委員会としては、今後の教育の方向性を踏まえ、令和3年度に市内1学区に準備委員会を設置し、令和4年度から学校運営協議会を置くことにいたしました。  続いて、(ウ)、権限でございますが、法的には校長が作成する学校運営の基本方針を承認することや、学校運営に関する事項について、教育委員会または校長に意見を述べることができるとされております。  続いて、(エ)、協議内容についてですが、協議内容の例といたしましては、登下校時の安全支援について、地域の教育力の教育課程への反映及び郷土学習での協力についての協議などが考えられます。  (オ)、市内設置数でございますが、来年度1つの小・中学校区で1つの学校運営協議会を設置いたします。  (カ)、開催数と開催時間帯については、現時点で当該校では学期に1回を想定しており、学校の教育活動中の開催を想定しておりますが、各委員の方々のご都合も考慮して決めるものと捉えております。  続いて、(キ)、委員についてですが、学校運営協議会の人数は10名以内、任期は2年間としております。委員の選出については、対象学校の校長が推薦することができ、教育委員会が任命いたします。  続いて、(ク)、学校評議員やPTA等との関わりについてですが、学校評議員及びPTAや学校応援団は、各学校において校長先生及び先生方と連携し、子どもたちの成長のために大きな力を発揮していただいております。学校にとって、大切な活動であると捉えております。学校評議員制度も、学校運営協議会も、様々な立場の地域の方々が委員となることで、地域とともにある学校をめざす、より実効性のある活動が展開されていくと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 猿田健康福祉部長          〔猿田孝二健康福祉部長登壇〕 ◎猿田孝二健康福祉部長 榎本菜保議員のご質疑、議案第25号「令和4年度蓮田市国民健康保険特別会計予算」について、順次お答えいたします。  まず(1)、保険基盤安定繰入金1億8,750万5,000円、(ア)、7割、5割、2割軽減の対象人数についてですが、基準となる令和3年10月20日時点での医療分、後期高齢者支援金分の軽減対象者は、7割軽減が2,549人、5割軽減が1,746人、2割軽減が1,777人で、合計人数は6,072人でございます。  次に、(2)、その他一般会計繰入金5,000万円、(ア)、一般会計からの法定外繰入れの検討についてですが、埼玉県国民健康保険運営方針によれば、保険税の減免や保健事業費に充てるなど、決算補てん等以外の目的であれば法定外繰入れを行うことは可能であるとされております。しかし、県内において税率、減免要件、保健事業などの統一を進めている状況の中で、こうした事項に関わる蓮田市独自の取り組みを新たに実施することはできないと判断いたしました。  次に、(3)、傷病手当金支給事業156万円、(ア)、事業所得者等への支給対象拡大と傷病見舞金としての支給の検討についてですが、傷病手当金支給制度は、現在のところ一定の要件に該当する給与所得者等の被用者を対象とした制度であり、支給した金額に対しては、全額国の財政支援が受けられます。  当市といたしましては、国の財政支援の下、制度を運用していくことが最善であると考えております。ご理解のほどお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 19番 榎本菜保議員          〔19番 榎本菜保議員登壇〕 ◆19番(榎本菜保議員) それでは、2回目の質疑をさせていただきます。  まず、大項目1の(1)ですが、ご答弁によれば、交付件数165件、不交付含めて166件ということで、おおよそ当初見込みの40%弱の交付となりそうだということが分かりました。中小企業を支援するせっかくのよい事業でしたので、もう少し改善の余地があるかと思っております。使い残した予算を不用額とするのは仕方ありませんが、不用額が多いのは、市民にそのサービスが届かなかったという意味では問題ですので、この予算計上のタイミングで、その事業結果についての分析をし、次の効果的な施策につなげてほしいという観点から伺うのですが、今回この事業については、どのような分析をされているのかご答弁ください。  次に、(2)なのですけれども、ご答弁によれば、2つの内容が含まれているということなので、そのうちの転出入手続きのワンストップ化について伺います。マイナンバーカードで転出入における手続きのワンストップ化を図るために電算処理をするということですが、転出入の際に、わざわざそれぞれの役所に出向かずとも手続きができるということでしょうか。そのほかの、例えば国保の異動や転校、子育てや福祉関連の手続きなど、来庁する必要はないのでしょうか。市民が転出入をするときの手続きの流れをご説明ください。  (3)については、ご答弁で了解いたしました。  次に、大項目2に移ります。(ア)、(イ)、(エ)については、答弁をもって了解いたしました。  (ウ)の権限ですが、教職員の任用に関して、教育委員会に意見を言える権限というのはありますでしょうか。  次に、(オ)、市内設置数ですが、市内小・中学校で1つ設置というのは、小学校で1つ、中学校で1つという意味でしょうか。また、まずは市内1学区に置くとのことですが、それはどこの小・中学校区でしょうか。  それから、(カ)、開催数と開催時間帯ですが、学校側からは誰が参加し、会場設営や協議に当たり、提案文書の作成は誰が行いますか。  次に、(キ)、委員ですが、委員選出の仕方はどのように想定されていますか。また、募集または立候補のうえで校長が推薦するのでしょうか。  次に、(ク)、学校評議員やPTA等との関わりですが、様々な立場の地域の方々が委員となることで、学校運営協議会が地域とともにある学校をめざすことができるとのご答弁でしたが、様々な立場とは例えばどのような立場か、具体的に想定されているものがあればご答弁ください。  次に、大項目3に移ります。(1)、7割軽減、5割軽減、2割軽減の人数をご答弁いただきました。合計で6,072人が軽減対象者とのことでしたが、被保険者全体は何人で、それに対する軽減対象者の人数の割合と軽減額についてご答弁ください。  次に、(2)、法定外の繰入れなのですが、決算補てん等以外の目的であれば法定外繰入れを行うことは可能であるとされているとのご答弁でした。可能であるのにやらない理由というのについては、県内の保険税水準の統一のためということでしたけれども、統一ありきで法定外繰入れの解消を進めれば、国保税額は行く行くは引き上がってしまいます。それを許すような今予算での判断については、市としてどう考えて予算立てをしているのか、ご答弁ください。  次に、(3)、傷病手当金ですが、あくまで国の制度に準じる範囲で行っていくというようなご答弁でしたけれども、同じ国保の被保険者の間でも、例えば給与所得者と事業所得者との間で、同じようにコロナにかかって働けずに収入が減少してしまうことに対して、一方では傷病手当金が支給され、一方では支給されない状況になってしまうわけですが、市としてそこについてはどうお考えでしょうか。  以上で2回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  事業の結果についてのご質疑でございますが、本事業の実施に際しましては、同様の事業を実施した自治体の申請状況などを参考に、約1,500の市内事業者の3割、450件を見込んだものでございます。事業の実施につきましては、蓮田市商工会にもご協力をいただきながら、様々な方法で周知に努めてまいりました。  結果といたしまして、申請件数が見込みました件数より少なかったものでございますが、その要因につきましては、例えばでございますが、補助対象となる備品の購入期間が令和3年4月1日から12月31日までであったことから、それ以前に対象備品を購入していたことなど、事業者の事情により様々であると考えております。  見込みを下回る結果となったものでございますが、本事業の実施によりまして、新型コロナウイルス感染症に対するリスクの軽減、また厳しい経営環境にある事業者の負担の軽減を図ることができたのではないかと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長          〔吉澤正剛総務部長登壇〕 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質疑にお答えいたします。  マイナンバーカード所有者の転出、転入手続きのワンストップ化の概要について申し上げます。現在の転出、転入手続きでは、まずお住まいの市役所で転出の手続きを行った後、新たに住み始めた市役所で転入の手続きが必要となります。市民の方は、この手続きに関して旧住所地と新住所地の2回、市役所へ来庁する必要がございます。それが、今回のシステム改修によりましてサービスが開始された場合、市民の方が来庁していただく市役所は、新住所地での1回のみとなります。このサービスは、マイナンバーカードを所有している方がパソコンを使用して、マイナポータルサイトからオンラインで転出届と転入予約を同時に行うことができるものでございます。転入の際には、マイナンバーカードを持参して市役所に来庁していただく必要がありますが、現在の2回から1回へ手続きがワンストップ化されるものでございます。このことによりまして、市民の方にとりましては利便性の向上につながるものと考えております。なお、令和5年4月にサービスを開始する予定でおるものでございます。  また、国民健康保険やこども医療費、教育委員会、福祉関係のご案内については従来どおりの取扱いとなりますので、ニーズに応じてご案内をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 増田学校教育部長          〔増田勝弘学校教育部長登壇〕 ◎増田勝弘学校教育部長 再度のご質疑に順次お答えいたします。  まず、(ウ)、権限についてですが、教職員の任用に関して教育委員会に意見を言える権限はあるかということですが、学校運営協議会設置規則には位置付けておりません。  続いて、(オ)、市内設置数についてでございますが、令和4年度1つの中学校区で1つの学校運営協議会を設置いたします。具体的にはということですが、平野小・中で1つの学校運営協議会を設置いたします。平野小・中学校は小中一貫教育に取り組んでいることからも、まず取り組んでいただくには最適であるというふうに考えております。  続いて、(カ)、開催数と開催時間帯、学校からの参加者等についてでございますが、これは状況や協議内容によって異なってくるものではありますけれども、校長は出席しますし、先ほどお答えさせていただいた協議資料の学校運営の基本方針であれば、これは校長が作成するものでございます。  続いて、(キ)、委員及び選出の仕方についてですが、どなたを推薦するかに当たっては、学校によって異なってくるものと思われますが、校長が適切な方々を推薦してくるものであるというふうに捉えております。  続いて、(ク)、学校評議員、PTAとの関わりの中の様々な立場ということでございますが、こちらは例えば自治会長であるとか、主任児童委員の方であるとか、地域の有識者の方が考えられるものであるというふうに捉えております。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 猿田健康福祉部長          〔猿田孝二健康福祉部長登壇〕 ◎猿田孝二健康福祉部長 再度のご質疑にお答えいたします。  まず、保険基盤安定繰入金の関係ですが、基準日時点での全体の被保険者数は1万3,012人でございますので、軽減となる人数の割合は、7割軽減が19.6%、5割軽減が13.4%、2割軽減が13.7%で、合計で46.7%でございます。また、軽減額でございますが、7割軽減分は約6,373万円、5割軽減分は約3,015万円、2割軽減分は約1,209万円で、合計で約1億597万円でございます。  次に、一般会計繰入金の関係でございますが、平成30年度の国保制度改革により、既に財政の運営責任主体は埼玉県となっております。市といたしましては、税率等の統一に向け県内自治体と足並みをそろえ、県に協力していくことが大切であると考えております。  次に、傷病手当金の関係でございますが、事業所得者等への傷病手当金の支給につきましては、給与所得者と異なり、療養の際の収入の減少状況が多様であるため、所得補てんとしての妥当な支給額の計算が難しいことが課題であり、国の財政支援の対象から外れている現状がございます。市といたしましては、国の制度設計に準じて制度を運用してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 19番 榎本菜保議員          〔19番 榎本菜保議員登壇〕 ◆19番(榎本菜保議員) では、3回目の質疑をさせていただきます。  大項目1の先ほどの転出入のワンストップ化に係る部分なのですけれども、ご答弁では、転出入のワンストップ化が実施されることにより1回来庁する回数が減るとのことで、市民の利便性が高まるということは分かりました。一方で、市の業務負担はいかがでしょうか。業務内容はどう変わりますか、ご答弁ください。  次に、大項目2なのですけれども、(カ)の先ほどのご答弁によれば、校長先生が文書をつくられたりという話なのですけれども、議事録のほうは作成するのでしょうか。また、その議事録の作成者はどなたでしょうか、ご答弁ください。  それから、大項目3ですけれども、(2)のほうの質疑をさせていただきます。県内の自治体と足並みをそろえて県に協力していくことが大切であるとはいいましても、国保の被保険者は無職で収入のない方も多いわけですから、ただでさえ高いと言われている国保税の引上げにもつながる法定外繰入れの解消を判断するからには、このコロナ禍や物価の高さで打撃を受けている国保被保険者の現状を、市民の健康と暮らしを守る市として県や国に伝えて、統一化における国保税の税水準設定の見直しなどを提言していく責任が市にはあると思いますけれども、この予算組みの前提として、そのようなお考えはありますでしょうか。  次に、(3)ですけれども、コロナで国による各種支援金の支給が行われておりますが、当然個人事業主に対しても、一定の計算式の下にその支援給付が行われています。それを傷病手当金にも準用することは可能ではないかと考えています。そうしたことも踏まえ、同じ医療保険に加入していても、給与所得かそうでないかによって手当金の支給に差が出てしまうことについては、やはり市としても国へ提言していく必要があると考えますが、それについてはどうお考えでしょうか。  以上で3回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 吉澤総務部長          〔吉澤正剛総務部長登壇〕 ◎吉澤正剛総務部長 再度のご質疑にお答えいたします。  ワンストップ化が始まった場合、市の業務負担の関係はどうなるのかというご質疑でございますが、ワンストップ化のサービスが開始となった場合、各自治体にとりましても事務処理がデジタル化され、転入先の自治体が事前準備ができることから、転入手続き当日の事務負担の軽減や窓口の混雑緩和の把握にもなりまして、事務の効率化につながるものと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 増田学校教育部長          〔増田勝弘学校教育部長登壇〕 ◎増田勝弘学校教育部長 再度のご質疑にお答えいたします。  開催時の記録についてでございますが、こちらは基本的には学校からの出席者が作成するものであろうというふうに捉えておりますが、ただし、誰が記録を取るかということについては、当然のことながら委員の方々の了解は必要なものであるというふうに捉えております。よろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 猿田健康福祉部長          〔猿田孝二健康福祉部長登壇〕 ◎猿田孝二健康福祉部長 再度のご質疑にお答えいたします。  一般会計繰入金の関係で、市の考えということでございますが、国民健康保険制度の基盤の充実、強化のため、国の財政支援の継続とさらなる拡充を図ることにつきまして、これまでも全国市長会等を通じて要望をしてまいりました。今後も引き続き、要望をしてまいりたいと考えております。  次に、傷病手当金の関係の市の考えということでございますが、傷病手当金の支給対象者の拡大につきましても、令和3年6月に提出した全国市長会提言の中で要望しているところでございます。今後も引き続き、要望してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 9番、北角嘉幸です。議長のお許しをいただきまして、発言させていただきます。  まず、私この項目が全部で大項目3つでございますが、大項目1、議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」についてであります。ここでは、3点中項目で挙げてございます。1点目は、7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、プレミアム付商品券発行事業4,000万円についてであります。こちらは、先ほど榎本議員からも指摘があったわけでありますが、昨年私もぜひこれをやってほしいということで、今回予算に上がっている、非常にいいことだと思うのですが、その内容についてお伺いをしたいと思います。  (ア)、具体的実施の内容はどうかと。  (イ)、私がこの議会で指摘した事項について、今回は取り入れられるのでしょうかと。  続いて、中項目2であります。8款土木費、4項都市計画費、4目公園費、公園整備事業、14節工事請負費3億111万3,000円のうち、黒浜緑地の整備についてであります。これは船橋議員、それから栗原議員が関連して質疑されておりますが、私も同様なことをちょっとお聞きしたいと思います。これ我々一番最初は、危ないから擁壁を造って緑化を進めていくと、こういう話であったわけです。たしか去年は菊池議員も一般質問をされて、そういう中でこの擁壁といいますか、斜面の安定と緑化を両方やっていくと、そういう答弁は市長からあったと思いますが、蓋を開けてみたら何か全然話が違っていると、こういうことでびっくりしているわけであります。今回は3号の話ではなくて、2号、4号に絞ってお聞きをしたいと思うのですが、これどういう方針で、まず整備をされているのですかと。私たちが聞いているのは全然話が違う、この本会議ではそうやって我々聞いているのです。でも、やっていることが違うと。だから、もう一度この方針についてお伺いをしたいと思います。  (イ)、今回もう市民の方も大変びっくりしているということで、もちろん斜面をしっかり整備してほしい、こういう声はあるでしょう。だから、それはそれでやったらいいと思うのだけれども、緑化もちゃんとやってくださいよと、こういう請願まで今出ているわけです。こういうことについて、今後これどうするのですかということをお聞きしたいと思います。  続きまして、(3)、今回の予算書訂正の経緯についてを聞きます。これも私もう何遍も言っているのですけれども、どうしてこんなに間違いが起こるのかよく分からない。本当に分からないです。やはり行政がいいかげんなことをやっているからこんなことになるのではないのかと、事業もいいかげん、予算書もいいかげんと。こういうことでは市民の信頼は得られないと思いますが、どうしてこういうふうになったのか、この経緯をお尋ねいたします。  続きまして、大項目2、議案第28号「令和4年度蓮田市水道事業会計予算」についてであります。中項目(1)、1款水道事業費用、1項営業費用、2目配水及び給水費1億7,922万1,000円、1款資本的支出、1項建設改良費、1目単独事業費7億4,895万2,000円ということでございますが、お聞きしたいことは、やはりおおむね700万立米以上あると思うのですけれども、760ぐらいあると思うのですが、そのうち約1割がやはり漏水等でなくなっていると、こういうことを私も指摘させていただきましたし、私以外の多くの議員がこれ指摘をしているところなのですが、今回この無効水量対策というのはどうしてきたのですかと。そして(イ)、本予算での対策はどうなっているのですかということをお聞きしたいと思います。  続きまして、大項目3、議案第29号「令和4年度蓮田市下水道事業会計予算」についてであります。(1)、1款下水道事業資本的支出、1項建設改良費、1目管渠建設改良費2億4,141万1,000円についてであります。この額についてはそういうことなのでしょうが、私がお聞きしたいのは、次の(ア)、(イ)でございます。上記予算で整備した結果の市街化区域及び市街化調整区域それぞれの管路総延長等の整備状況はどうなっているのですかと、これをまずお聞きしたいと思います。  続きまして、こちらが主な点なのですが、(イ)、市街化調整区域で下水道整備事業が進む地域と進まない地域があるが、今後の整備方向をどう考えていらっしゃるのでしょうかということでございます。  以上で1回目の質疑を終わります。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 北角嘉幸議員のご質疑、議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」について、7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、プレミアム付商品券発行事業4,000万円につきましてお答え申し上げます。  初めに、具体的実施の内容でございますが、現在2月28日を使用期限といたしましたプレミアム付商品券発行事業を市が蓮田市商工会に補助金を交付する形で実施しております。本定例会にお願いしてある予算につきましては、本年度実施しております事業費と同額であることから、同規模で実施することになると考えております。具体的な内容につきましては、現在実施しておりますプレミアム付商品券発行事業の検証も含め、早い時期に商工会と協議し、調整してまいりたいと考えております。  次に、私が議会で指摘した事項について、今回は取り入れられるのかでございますが、本年度の事業に際しましては、蓮田市民のみならず、どなたでも申込みいただくことができるものといたしました。結果といたしまして、多くの申込みをいただいたことから抽せんを実施し、約9割が蓮田市民、約1割が市外の方の当選となりました。市内事業者の支援、地域経済の活性化を図ることを主たる目的としていることから、対象者を問わず実施したものでございますが、併せまして、市民生活の支援につきましても大切な視点であると認識しております。本年度の事業を検証した上で、申込み対象者をはじめ商工会と調整を図り、事業者からも利用者からも喜ばれ、効果ある事業となるよう努めてまいりたいと考えております。  続きまして、8款土木費、4項都市計画費、4目公園費、公園整備事業、14節工事請負費、公園施設整備事業費3億111万3,000円のうち、黒浜緑地整備についてどのような方針かについてお答えいたします。黒浜緑地整備の方針につきましては、市民の安心安全を第一に考え樹木を伐採し、斜面地の安定勾配を確保するため成形を行った上で、法面を保護する整備計画としております。  なお、宅地や道路などの間に一定の空閑地のある場所や、公園に隣接する一部につきましては、樹木等を残していく方向で考えております。  次に、市民から反対の声が上がっていることを受け、どうするのかについてお答えいたします。市といたしましては、市民の安心安全を第一に考え事業に着手いたしましたが、請願や要望をいただいておりますことを真摯に受け止め、十分に踏まえた上で調整してまいります。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長          〔山口 亨総合政策部長登壇〕 ◎山口亨総合政策部長 北角嘉幸議員のご質疑、大項目1、議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」についてのうち、中項目(3)、今回の予算書訂正の経緯はについてでございますが、今回訂正させていただきましたのは、議案第24号に付随する継続費についての令和3年度末までの支出額及び令和4年度以降の支出予定額、並びに事業の進捗状況等に関する調書に記載をいたしました数値に誤りがあったことが理由でございます。  当初予算につきましては、一般会計予算及び各特別会計予算の議案に加え、歳入歳出予算事項別明細書や給与費明細書、その他の調書などをまとめて1冊に製本し、議会に提出してございます。今回、2月8日火曜日に議会事務局に予算書をお届けしたところでございますが、2月14日月曜日に誤りを発見し、翌15日火曜日に誤りの内容を議会事務局に報告をいたしました。そのうえで訂正の方法等について相談を行い、訂正をさせていただいたものでございます。  記載内容の誤りを事前に確認できず訂正に至ったことについて、皆様には深くおわび申し上げます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 小山上下水道部長          〔小山 猛上下水道部長登壇〕 ◎小山猛上下水道部長 北角嘉幸議員のご質疑に順次お答え申し上げます。  大項目2、議案第28号「令和4年度蓮田市水道事業会計予算」について、(1)、1款水道事業費用、1項営業費用、2目配水及び給水費1億7,922万1,000円並びに1款資本的支出、1項建設改良費、1目単独事業費7億4,895万2,000円についてお答えいたします。  初めに、(ア)、無効水量の対策はどうしてきたかについてですが、漏水は水道事業にとって大きな損失でございまして、最小限に抑えていくことが重要だということは認識しております。蓮田市水道事業では、市内全域におきまして無効水量の原因の一つである漏水を発見するため、漏水調査を行っております。発見しました漏水箇所につきましては、早期に修理工事を実施しております。また、配水管に附属しております給水管の更新も兼ねて、本管更新工事を継続して実施しております。  続いて、(イ)、本予算での対策はどうなっているのかについてお答えいたします。令和4年度も引き続き、委託料としまして漏水調査業務委託を実施いたします。また、同様に修繕費として配水管等修繕を実施いたします。そのほか、配水施設として老朽管の更新工事を実施いたします。以上でございます。  続きまして、大項目3、議案第29号「令和4年度蓮田市下水道事業会計予算」について、(1)、1款下水道事業資本的支出、1項建設改良費、1目管渠建設改良費2億4,141万1,000円について、(ア)、上記予算で整備した結果の市街化区域及び市街化調整区域それぞれの管路延長等の整備状況はございますが、蓮田市の下水道事業認可区域は、令和2年度決算値で819ヘクタールでございます。このうち、124ヘクタールが特定環境保全公共下水道事業に位置付けられておりまして、こちらは全域が市街化調整区域です。残りの約695ヘクタールのうちにも一部市街化調整区域が含まれておりますが、それらを区分して抽出することは困難でございまして、数値を持ち合わせてございません。  次に、(イ)、市街化調整区域で下水道整備事業が進む地域と進まない地域があるが、今後の整備をどう考えるかでございますが、これまで答弁してきましたとおり、事業の費用対効果の検証や財源の確保について、建設改良積立金の積立て額、国の補助金、市の負担、それから整備地区の方々の費用負担や使用料金の設定など、もろもろの課題について検討してまいります。その中で整備を進める際には、上下水道事業審議会の意見もお聞きしながら一つ一つ検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) では、2回目の質疑に移らせていただきます。  まず、大項目1のプレミアム商品券についてなのですが、今回こういうことで今から考えますと、こういうことなのですけれども、もう実行しているわけですし、やはり市民のほうからしたら早くやってほしいと思うのです、これ。この4,000万円でやるというのも、私ちょっと少ないと思うけれども、前回榎本議員の指摘で、アクリル板のあれだけお金が返ってしまったと、もったいないねという、そんな指摘もありましたけれども、そういうもったいないお金を使うのではなくて、こういう人気があるやつにもうちょっとお金やったらいいと思うのだけれども、それはまた別に譲りますが。そういう中で、やはり例えばゴールデンウイークを目途にやってまいりたいだとか、その日限というのは言えないのかしら。市民の大切な税金を使って事業をやるのですから、この事業というのは大体こういうもので、いつ頃やりますと、やはり市民にちゃんと説明する義務があると思うのです。先ほど秦議員の質問でもありましたけれども、概算の事業費も言えないなんていうことは、僕はあってはならないと思う。今回は、概算のやつはこれ予算は4,000万円と出ているけれども、きちんとやはりその期間の話をされてほしいと思います。  それから、(2)のほうです。公園事業費のほうなのですけれども、先ほども言いましたように本会議では、市長がグリーンベルト、黒浜緑地を保全すると、こう言っているのです、未来永劫。未来永劫って言っているのですよ、市長は。その斜面の崩落の防止と、それから斜面の保全と、それからこういうものを両方やっていくと言っているのに、蓋を開けたら3号緑地なんか全部モルタルで覆うというのでしょう。とんでもない話ではないですか、こんなもの。それと同じことをこの4号でやっていくのかということを先ほど聞いたわけです。ですけれども、ちょっと具体的な内容がどういうふうなことなのかというのは今の答弁ではよく分からないのだけれども、先ほどちょっと指摘にもありましたけれども、例えば、ではこれ国に補助金を請求するので、令和3年1月にこの全体のやつをやっているのですけれども、住民説明会をやるって国に説明しているのではないのですか、これ。この事業、黒浜緑地の整備については、ちゃんと住民同意を取ってくださいねって国から言われたことないですか。ちゃんとやりますというふうに国に言っていませんか、これ。まず、それをちょっとお尋ねをいたします。  それから、予算書の訂正についてなのですが、予算書の訂正については、そんなことで間違えましたということなのですけれども、私が言っているのは、何回間違えるのだと。間違った経緯を、こういうふうに間違えましたというのは分かるのだけれども、また間違えました、再発防止、また間違えました、再発防止というのでは、全然話になっていないではないですかと。今回お聞きします。市長、それから副市長、それから担当部長それぞれにお聞きします。今回は議会で指摘されているから、予算書間違えないようにという指示をされましたか。お三方にお聞きします。  その次、2番の大項目2のほうです。水道事業についてなのですけれども、一生懸命その漏水をなくなるようにということで頑張っていることは分かったのですが、漏水の量約1割だと思うのですけれども、一番直近の量でどれぐらいになっているのか。例えば県から、これうちは足らない分を水を買っていますよね、単価で。それが幾らなのか。それを掛け合わせると幾ら分のお金が漏水によってなくなっているのか。その計算した場合どうなるのか、それを教えてください。  それから、その次が大項目3のほうです。819ヘクタール管路があって、124が特定環境で、これが全部市街化調整区域だと。残り695が両方入っていてよく分かりませんと、こういうことなのですが、先ほども申しましたように、やはり市街化区域は全部下水が入っていくということでいいのですけれども、調整区域のほうは入るところと入らないところがあるということなのです。私は、やっぱり都市基盤整備進めたほうがいいと思うから、下水は入ったほうがいいと思うのだけれども、先ほどおっしゃった費用対効果の面と、いろんなことを考えて、なかなかそれが整備できないのですよということは分かるけれども、では今回整備するところというのは費用対効果でちゃんとペイできるのですかと。あるいは、閏戸のほうだってペイできるところがあるかもしれないではないですか、そっちがどうして進まないのですかと。やはり市民から見ると黒浜のほうばかり進んで、蓮田の閏戸とかあっちは進まないのです。それは、私はそれ悪いって言っているわけではない、悪いって言っているわけではなくて、こっちが進む理由と、それから向こうが進まない理由をきちんと説明をしないと、市民としてはやっぱり不公平感にさいなまれるのではないですかと。今回のこの議案について、きちんとそれは説明できるのですかということをお聞きしたいと思います。 ○齋藤昌司議長 高崎環境経済部長          〔高崎達也環境経済部長登壇〕 ◎高崎達也環境経済部長 再度のご質疑にお答え申し上げます。  初めに、プレミアム付商品券についてでございますが、事業の実施につきましては、今年度商工会に補助金を交付する形で実施しており、経験、実績がございますので、来年度におきましてもスムーズに開始できるものと考えております。現時点におきましては、具体的な実施時期はお示しできませんが、商工会と調整を図りながら時期も十分に見定めた上で、実施に向けて進めてまいります。  続きまして、黒浜緑地でございますが、補助金の申請についてのところで住民との合意についてのことがございましたが、こちらにつきましては地域からの要望が上がっていた、こちらを受けまして、合意しているものと判断させていただいたものでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長          〔山口 亨総合政策部長登壇〕 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質疑、議会からのご指摘に対してのこちらの対応についてでございますけれども、今回の数値の誤りにつきましては、当然過去においてこういったことがございましたので、誤りがないように予算を要求する段階、そこから原稿をつくる段階、原稿ができて、それが最終的に印刷に回る前の最終稿の段階、大きく分けて3段階でチェックを行ってございます。その中で、こちらのほうで漏れ、数値の誤りを本来であれば見つけ出して正確なものを皆様にお届けしなくてはいけなかったのですけれども、それができませんでした。ご指摘のことは本当に申し訳なく思います。  これでもやっていった結果として結果が出せませんでしたので、今はおわびするしかないわけなのですけれども、今後こういったことがないように対応を進めていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 小山上下水道部長          〔小山 猛上下水道部長登壇〕 ◎小山猛上下水道部長 北角議員の再質疑についてお答えいたします。  まず、水道事業のほうの漏水ですが、これまで、過去の数字が幾つか持ち合わせているのですが、おおむねで恐縮でございますが、昨年度、令和2年の決算値だと思うのですが、県からの県水の単価は61円78銭でございます。漏水の量につきましては648立米でございまして、おおむね概算で4,006万円前後の損失となります。自己水も使用しているため、一概に全額とは言えませんが、こういった形の金額が損失となっておりますことをご報告させていただきます。  また、下水道事業の整備の方針につきまして、今回、今予算でお願いしているものは、蓮田駅東口黒浜線が黒浜小学校のところまで延伸されるという、要するに新しい道路が築造されるために、そのため下水道もその歩道等に整備していく方針で、今回予算をお願いしているものでございまして、ここに至るまでには審議会でも審議いただいて答申いただいたり、条例の改正などで議会のほうにもお世話になって決めたところでございます。これまで、平成14年には南新宿地区、平成30年には閏戸地区や馬込、下蓮田の辻谷地区、それから4地区から請願等が出ておりまして、当然整備をしていかなくてはいけないというのは認識してございます。ただ、今回の予算の予算措置につきましては、そういった道路の新設に伴うものでございまして、必要最小限のところの整備という形で審議いただいたところでございます。ですから、本整備につきましては、やはり先ほど答弁しましたとおり一つ一つ検討しながら、課題を解決しながら進めていくという方針には変わりございません。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 新井副市長          〔新井 勉副市長登壇〕 ◎新井勉副市長 議案第24号「令和4年度蓮田市一般会計予算」のうちの今回の予算書の訂正の関係でございます。  まず初めに、大変ご迷惑おかけしてしまいましたことを深くおわびをさせていただきたいと思います。経緯につきましては、先ほど山口総合政策部長が申し上げたとおりでございます。私のほうも、常日頃からこの予算書だけに限らずでございますが、十分精査をしてほしいということは申し上げてまいったつもりでございますけれども、結果として、事実として訂正に至ってしまいました。また、いろいろ何回も訂正ございまして、大変ご迷惑かけておりますこと、重ねておわびをさせていただきたいと思います。事務改善につきましても、よく担当とも話しながら、どういった手だてができるのかも再度考えてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 中野市長          〔中野和信市長登壇〕 ◎中野和信市長 北角嘉幸議員のご質疑の議案第24号の蓮田市一般会計予算の関係でありますが、3点目の今回の予算書訂正、またかというご質疑でございますけれども、大変申し訳なく思っております。部長、副市長に同様、おわび申し上げる次第であります。  言い訳にはなるかと思いますが、今後このような形はないようにいたしますが、議員もご承知のとおり、また私も若いとき財政課長を少しやりましたが、やはりこの蓮田の規模ですと、3月は補正予算と新年度予算、両方組み合わせて執行状況を把握しながらつくるのですが、財政当局はもうてんやわんやっていいますか、頭の中もいっぱいで、各課も各課で、また事業の年度末の予算、事業執行とかいろいろ重なっていましてなかなかできないのですが、やっぱり最終的には財政部門がチェックするわけであります。今回も、今度は大丈夫だろうなということで、役所全体で緊張感を持ってやっていたのですが、できるだけそういった意味では、製本お届けする前に分かるものは訂正させていただきました。製本仕上がった後でも若干あったのです。今回は、皆さんにお届けした後で、ちょっとミスが発生しているのが気がつきまして、そういう形の訂正でございます。  いずれにしましても、やはり数字ですから、もうしっかり出てしまいますので、また出ることが正しいわけでありますので、そういうことは予算執行の基本ですので、あるいは予算編成の基本でございますので、より徹底してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 △発言の訂正 ○齋藤昌司議長 小山上下水道部長          〔小山 猛上下水道部長登壇〕
    ◎小山猛上下水道部長 申し訳ございません、訂正をお願いいたします。先ほど水道事業の中の答弁の中で、漏水する量のところを本来は64万8,458立米と申し上げるところを省略して648立米と答弁してしまいました。おわびして訂正させていただきます。  それと、請願、要望に関してですが、ちょっとあやふやなところが、曖昧な点があったと思いますので、訂正させていただきます。請願につきましては、平成14年11月に貝塚団地や大山団地、根金大山団地、大陸団地、貝塚自治会、浮張団地、大山自治会と、そういったところから請願を1回、それと同じく11月に南新宿、城の地区の請願、その後平成30年2月に閏戸、貝塚、根金地区、同じく馬込、蓮田地区、同じく江ヶ崎、黒浜地区から請願をいただいておりますこと報告させていただいて、おわびして訂正させていただきます。 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) それでは、最後の質疑に移らせていただきます。  市長に問いたいと思います。先ほどから、この期間のことを言っているのですが、前回例えば9月議会でやって、11月の末にはできてるわけです。おおむね恐らく1か月強ぐらいでできている。だとすると、この予算が上がって2か月以内にはやる。普通は3月31日までに上がるのでしょうから、そうしたら5月31日にありますよね。その辺りで、これぐらいにやるという目途、やっぱり行政というのはこの把握を、そして迅速にこうやってきちんと市民サービスやるのですよと、こういう姿勢を見せるのが私は大切だと思うのですけれども、そのスピード感を持ってやってほしいのだけれども、もう少し前向きな答弁はいただけませんか。  続きまして、(2)のほうです。住民説明会ではなくて、地域からの要望があったから、それで地域のあれは取れているというふうな話をしているけれども、私が聞いている話は、ちゃんと住民説明会等やるのですよねと、地域の合意はちゃんと取れるのですよねという話をとって聞いているのですけれども。それは地域からの要望があったからといって、それ住民の合意があったとは限らないでしょう、それは。先ほども秦議員の質疑でありましたよね、市民の合意は得られているのですかと。そのときに、審議会に一般の市民が入っているから、それで市民の合意は取れていると思いましたという、そういう答弁があったけれども、それと同じではないですか。一部の人たちだけの意見を聞いて、そして住民の合意が取れている、市民の合意が取れているというのは、私はそれは論理に飛躍があると思います。あるいは、行政のやっぱりエゴというか、あるいは行政側の思いが先にいってしまって、住民が少し置き去りにされているという、こういうきらいがあると思うのです。そういうことについて、これは一般論として、先ほども申しましたけれども、市長は昨年、本会議でそう答弁されているのですから、今後これをどういうふうに、ちゃんと緑地を残していくのか、それともどうするのか、もう一度市長の言葉をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次の予算書の訂正は、そういうことであんまりわあわあ言ってもしょうがないので、気をつけてもらうしかないのですが、だけれども不思議なことに、これ本会議が始まって、会議が始まって直ったことというのは今までないのです、大体。会議が始まる前の日だとか、ちょっと前に全部直るのです。ということは、議会に出して、そこからまた2週間ぐらいあって、その2週間ぐらいの間で間違いが見つかるということでしょう。そういうことは、その見直しのやり方、それをもう少し工夫されたらどうかと、結構期間があったら見つかっているわけだから。だから、そこの部分でもう少し検討できないかということ、これは担当部長にお伺いをします。  それから、水道のほう、先ほど私も648って言われたので、あれっと、桁が違うなと、大体1割が漏水ですから。そういうことで、しっかりと取り組んでいるということなので、これはまた担当の委員会でしっかりとやっていただきたいと思います。  下水については、これはもう一度ちょっとお聞きをしたいと思うのですけれども、これは市長にお聞きをしたいのですけれども、今の答弁では、それぞれ整備地区があって請願も出ていると。そういう中で、その費用対効果を考えながらやっているのだけれども、今回は新しい道路を造るからここやりますと、こういう話なのです。とすると、ではこれから道路あそこを直します、こっちを直しますという機会があったときは、そこはやってもらえるのですか、今回だけなのですか。これをちょっとお聞きしたいと思います。 ○齋藤昌司議長 山口総合政策部長          〔山口 亨総合政策部長登壇〕 ◎山口亨総合政策部長 再度のご質疑の中で、実際のチェックの仕方について、もう少しやり方を考えたほうがいいのではないかというご指摘をいただきました。おっしゃるとおり、実際に議会が開会してからの訂正というのはほぼないかと思いますので、そういったことを含めて、やり方について実際のチェックの期間ですとか、その方法について、どういうところをミスるかというミスった経験についてはちゃんと蓄積してございますので、同じ誤りを二度と繰り返さないように十分注意して、そのやり方についても十分に検討させて改善をしていきたいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 中野市長          〔中野和信市長登壇〕 ◎中野和信市長 北角嘉幸議員の再度のご質疑にお答え申し上げます。  最初に、議案第24号の一般会計予算の関係でありますが、商工会が担当しておりますプレミアム商品券、もっともっと早く具体的に市民に還元しなさいといいますか、事業執行しなさいというご指摘でございます。そのとおりでありまして、先般のプレミアム商品券につきましても大変好評でありまして、喜ばれているところでございます。  先ほど来、部長が答弁しておりますとおり、一応今の段階では商工会に、前回と同様にお願いする関係でありまして、商工会の事務処理能力、能力というと失礼ですね、事務処理体制等々あると思いますが、なるべく早くそのシーズン、シーズンに合わせた事業実施ができれば、大変タイミングがいいかなとも思いますし、それから今年は、10月は市制施行50周年記念、そんな年でもありますので、いろいろなイベントや事業に合わせたタイミングのいい周知方法、実施方法を考えていきたいと思っております。  また、2点目の黒浜緑地の関係でありますが、基本的な考え方は一貫して申し上げているとおりでありまして、黒浜土地区画整理事業の南北にまたがる重要なグリーンベルト、段差がありますので、その法部分を区画整理事業でグリーンベルトとして位置付け、黒浜緑地として整備しているところであります。この考え方も、時代とともにやはり大分変わってきているのかなというのが実感であります。当初は、本当に好ましいといいますか、住宅地の中心部を流れるグリーンの、緑の緑地でありました。しかしながら、年を重ねるごとに自然木は大木と、巨木となっているものもありまして、その危険性もまた同時並行して問われているところでもありました。  今回、何とか予算いただいて事業着手したのですが、その着手した途端に、いろいろご迷惑をおかけしている事態が発生しておりまして、この辺よく考えながら、また今発生している事態につきましても、今後その事後処理になりますが、よく対応を考えながら対応してまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。  それから、最後に下水の関係ですが、話が若干長くなってしまいますけれども、公共下水道、蓮田市の下水道計画は、公共下水道計画と農業集落排水事業で、なおかつそれでは時間がかかってしまいますので、その間を合併浄化槽、この3本立てで事業推進しているところであります。当時は我々も、私も下水道担当したことありますが、もう行け行けどんどんの時代、高度経済成長時代は公共下水道区域の事業認可区域が7割前後に達しますと、逆に国のほうからさらに拡大しなさい、拡大しなさいということで強力な指導がありまして、地元負担としても多額の経費かかるのですが、国のほうの財源手当ても強力でしたので、それで進めました。黒浜の市街化調整区域、黒浜沼、ここは黒浜沼の水質保全ということで特定環境公共下水道、なおかつ、あれは市街化調整区域の特定環境の区域のさらに南側、調整区域なのですけれども、そこまでにじみ出しということで国が認めるから、さらに進めなさい、全て調整区域なのですけれども、そういう時代でございました。  ただ、今は逆に国のほうの方針もぴたっと止まった状態で、県のほうも大変ハードルが高い状態であります。何回も何回も議会のほうで要望いただいて、閏戸、根金方面、南新宿、江ヶ崎、それから辻谷、下蓮田、この4箇所、市街化調整区域なのですが、これが残ってしまって、何とか蓮田市も、その調整区域でも市街化区域に隣接しているところから事業を推進しようということで、これはもう言い訳でなくて本当の話でして、埼玉県に担当課はずっとここのところ日参していたわけでありますが、なかなかそのハードルが高い、これが実情でございます。  しかしながら、生活様式も大分変わってきまして、公共下水道そのものも、終末は流域下水道ですけれども、なかなか流域下水道の経営も、人口が増加の時代での想定で組んでありますから、人口が減少の世の中になったときの公共下水道の存続も、経営も、いろいろ県レベルで検討しているようでありまして、場合によっては、さらに決まった形だけでなくて今までのバリアが外れて、流域下水道の他の流域下水道に近いところはそちらが拡張するとか、いろんな手法が考えられる、今そういう動きの中にありますので、今までの固定観念にこだわらないで、いろいろな事業、選択肢を広げて取り組みたいと思っておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いします。  以上です。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午後 零時19分          再開 午後 1時56分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ほかに発言通告がありませんので、議案第2号ないし議案第29号に対する質疑は終結いたしました。 △動議の提出           〔「議長」と言う人あり〕 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員 ◆9番(北角嘉幸議員) 議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」につきまして、委員会付託を求める動議を提出いたします。  理由は、この同予算の中に黒浜緑地の整備の繰越明許がありますが、先ほどの質疑でも触れられておりますように、去年私たちに市長が説明した内容と現状の施工が異なっております。予算自体は可決しましたが、このまま繰り越して予算執行を認めるべきかどうか、もう一度、建設経済委員会で審議されることを求めます。 ○齋藤昌司議長 ただいま北角議員から、議案第2号に対し委員会付託を求める動議が提出されましたが、賛同者はおられますか。          〔発言する人なし〕 ○齋藤昌司議長 所定の賛成者がおりませんので、動議が成立いたしません。  会議を続行いたします。 △動議の提出           〔「議長」と言う人あり〕 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員 ◆9番(北角嘉幸議員) 同じく、その黒浜緑地に関する部分についての予算の組替えを執行部に求める動議を提出いたします。 ○齋藤昌司議長 ただいま北角議員から、議案第2号に対し執行部に組替えを求める動議が提出されましたが、賛同者はおりますか。          〔発言する人なし〕 ○齋藤昌司議長 所定の賛成者がおりませんので、動議は成立いたしません。  会議を続行いたします。 △動議の提出           〔「議長」と言う人あり〕 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員 ◆9番(北角嘉幸議員) 議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」につきまして、先ほどの点と同じように、この黒浜緑地の点で問題だと思われる点があります。市長が去年の3月には、将来、未来永劫にわたってこのグリーンベルトを、黒浜緑地を保存しながら安全対策を講じると、こういうふうに議会答弁をなさっておりますが、現状では黒浜緑地の保全、3号ではなされておりません。全面のコンクリートという形であります。したがいまして、この斜面の保全と緑化の両立、住民合意が得られるまで事業の執行を停止する附帯決議を求める動議を提出いたします。 ○齋藤昌司議長 ただいま北角議員から、議案第2号に対し附帯決議を求める動議が提出されましたが、賛成者はおられますか。          〔「はい」と言う人あり〕 ○齋藤昌司議長 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 2時00分          再開 午後 3時09分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  9番 北角嘉幸議員ほか3名から、議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」に附帯決議を求める動議が提出されました。 △日程の追加 ○齋藤昌司議長 この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○齋藤昌司議長 ご異議なしと認めます。  よってこの際、議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)に附帯決議を求める動議を日程に追加し、議題とすることを決定いたしました。 △動議の提案説明 ○齋藤昌司議長 提出者の説明を求めます。  9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 9番、北角嘉幸です。先ほど私、動議を出しまして、この3名の賛同者得られました。まずもって、3名の賛同者の方に御礼を申し上げたいと思います。  続きまして、提案理由説明をさせていただきたいと思いますが、先ほど議場のほうでもご説明を申し上げましたが、我々この一番最初の予算は、我々1回生がまだ議員になる前、平成31年の3月に設計予算がついたと思います。我々が議員になってから、令和元年の9月にボーリング調査の予算がついて、そのときの話は、擁壁を造って緑を維持しながらやっていくのですよと、こういうふうな話があったところであります。そして、ずっとその間、一般質問でも何度も取上げられていますから、そのような説明が執行部からあって、直近では先ほどもご披露申し上げましたが、去年の3月には中野市長が菊池議員の一般質問に対しまして、将来、未来永劫にわたって、このグリーンベルトを、黒浜緑地を保存しながら安全対策も講じると、こういうお話をされているわけであります。したがって、我々はまさかここから緑がなくなるとは、これっぽっちも思っていなかったわけなのであります。現状は、実際は黒浜3号緑地、今聞いてみたら全てコンクリで埋めると、こういうふうな計画になっているということではありませんか。その事情を、この現状を見て、市民のほうからも請願書が出てきて、そしてこの黒浜緑地をしっかり守ってほしいと、この市民の声もたくさんあると、こういうことです。  また、先ほどの質疑の中でも出ましたけれども、結局住民から意見は聞いたけれども、だけれども住民説明会はしていないと、こういうことであります。国土交通省から私聞いていますのは、しっかりと住民合意を取ってくださいよと、住民説明会はするのですねといったところ、住民説明会等もしますと、こういうふうな話があったと私は聞いておりますが、今の答弁では、そこの部分もよく分からない。そういう中で、モルタルでこれを埋めていくということを進めていくのは、これは議会に対する冒涜でもあるし、また市民に対する裏切りでもあると、私はそう思います。今一旦立ち止まって、私はこれ全てやめろと言っているわけではないのです。やはり崖の斜面の安全性を保つこと、それは必要でしょう。だから、我々だって最初はそれを認めたわけです。だけれども、一方で緑地整備だということで、緑化でやるというふうなことがあるわけですから、その方向に違いがあるのだったら、もう一度それをきちんと議論をさせてほしいと思いますし、まずは立ち止まって、そして市民の皆さんの意見をしっかり聞いて、そこでもう一度方向性を定めるべきだと私は考えます。  そういう中にありまして、今回補正予算でこの緑地の予算が出ておりまして、繰越明許費に関する調書にある8款土木費、4項都市計画費、4目公園費1億2,380万円のうち、黒浜緑地に関する部分9,010万円の繰越明許と、年度をまたいでこれを執行させてくださいということになっているのですが、この執行をまずは止めて、そしてみんなで話し合ってしっかりやっていくべきだと、こういうことからこの附帯決議案を申し上げるわけであります。  附帯決議案は、皆様にお配りした別紙のとおりでございます。どうかご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。提出者を代表いたしまして、皆様にお願いを申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午後 3時15分          再開 午後 3時20分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △動議に対する質疑 ○齋藤昌司議長 これより、動議に対する質疑を行います。  発言通告がありますので、これを許します。  14番 森伊久磨議員          〔14番 森 伊久磨議員登壇〕 ◆14番(森伊久磨議員) 14番、森伊久磨でございます。通告どおり質疑をさせていただきたいと思います。  議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)号に附帯決議を求める動議の別紙にあります「住民合意が十分得られる」と、この表現の意味をもう少し詳しくお教えください。 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 森伊久磨議員の議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)に附帯決議を求める動議、大項目、中項目1、住民合意が十分得られるとは、この内容について説明をしてほしいというご質疑に対してお答え申し上げたいと思います。  まず、現状としてもう皆さん分かっていらっしゃると思うのですが、住民のほうから反対の声が大分上がっていて、とても住民の合意が取れていないであろうと、こんな一般論としてそういう事情があると、こういうふうな認識をしております。やはり事業を進めるときには、基本的には全市に関するものであれば市民合意を取っていかなければいけないだろうし、また個別の地区に関してやることであれば、そこの地区に関する住民の皆さんの合意が必要であろうと思います。そういう意味で、全ての市の案件については住民合意を取りながら、行政が適正に執行されていると思うのですが、この案件ではそれがないと私どもは考えておるのです。  これをまず「住民」としたことについては、これは市民とすると全市民になりますので、やはりこれは藤ノ木のあたりで、その地区に非常に関連する話ですから、全市民の合意がなくても、その住民合意は最低限必要ではなかろうかということで住民と、こういうふうな語句にさせていただきました。  それから、その次に「十分」というものを入れたわけですけれども、やはり住民合意が得られるといったって、いろんな形があるわけです。そもそも住民というのは、どこからどこまでを指すのか、これは明確ではありませんし、数値的になかなかこれが提示できないものだと、こういうふうに思っております。そういう中で、例えば1割程度の人だったらそれは駄目だよねと、1割程度の人でも住民合意が得られたという、そんなことをおっしゃる方もいらっしゃるかもしれないけれども。だけれども、もう少しやはりその地域に住んでいる皆さんが、ある程度その合意が得られるという少し高い基準を執行部当局に求める趣旨で、こういう書き方をさせていただきました。  重ねて申し上げますけれども、これは我々4人が今考えた案ですから、皆様がここを修正しようということで修正案を出していただければ、もっともっといいものができるかもしれません。そういうものであれば、またいろいろと質疑と、それからまたご意見を賜りたいと思いますが、現状のご説明をさせていただいたら、そういうことでございます。 ○齋藤昌司議長 14番 森伊久磨議員          〔14番 森 伊久磨議員登壇〕 ◆14番(森伊久磨議員) ご答弁ありがとうございました。  再質疑させていただきますけれども、これは住民合意が十分得られるまで予算執行を停止するというとても大きな、重要な動議でございます。当然安全面、これ予算執行されなければあの状態で放置をされるということですから、かなり我々は一生懸命きちんと考えなければいけないものなのですが、先ほどの説明で、住民というのはどこまで住民として想定されているのか、しかも十分というのはどこまでをもってして十分というふうに想定されているのか、それが得られるまでは予算執行ができないという動議ですから、その住民の定義と、十分の定義をもっと具体的におっしゃってください。 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 森伊久磨議員の再質疑にお答え申し上げます。  住民の定義等どこまで入るかと、こういうことなのですが、住民というのはそこに住んでいる人間をいうので、恐らく森議員のご指摘は、例えば藤ノ木1丁目は入って、藤ノ木2丁目は入らないとか、そこを明確にやってくれと、こういうことではなかろうかと思うのですが、やはりその地域的な広がりを考えた場合、ここで区切るということは妥当ではないと私は思っております。合意というのも、例えば先ほど申し上げましたように、市民がこれだけあって、85%あったら合意が取れるとか、そういうことを言っているのではないのです。おおむねその地域の人たちが満足できるような形になるまでは、やめてくださいということを言っているのです。ある程度その人たちがこれでいいだろうという話になれば、やはりきちんと早く緑化に向けて、そしてその斜面の保護に向けて整備をやっていくと。それは逆に、これまではやってはいけませんということを執行部に制約をすると、それこそ予算執行できなくなってしまいます。私が言っているのはそういうことではなくて、今回はあまりにもずさんだということなのです、やり方が。ずさんだからこそ、こんなふうなことでみんな知らなかったということなのです。森議員は、これ全部モルタルでやられることを知っていて、それで構わないよってもしかしたら思っていらっしゃるかもしれないけれども、少なくとも私はそんなこと思っていないし、多くの議員で多分思っていなかったと思うのです。市民の代表が分からないということは、市民はもっと知らないということなのです。ですから、きちんとその市民の中で、そういうふうなある程度合意形成をしていかなければいけないでしょうと、それをこういう言い方でしたということなのです。  それは、先ほども申し上げましたように、数でこれこれだけ、これこれだけと、こういうものになじむものではないし、こういう附帯決議のつけ方というのは、普通に全国でどこでも行われていることで珍しいことではないと思いますので、こういうある程度枠を持たせて、それで執行部に善処をお願いしたいと、こういう言い方でお願いしたいと思いますが、この議場の皆さんで、もっとこういう文案だったらいいよというものがあったら、ぜひとも教えてください。よろしくお願いします。 ○齋藤昌司議長 14番 森伊久磨議員          〔14番 森 伊久磨議員登壇〕 ◆14番(森伊久磨議員) ご答弁ありがとうございます。もしかしてという枕言葉ついていましたけれども、私は別にモルタルを賛成しているわけではないので、それは否定させていただきたいと思います。  それでは、最後の質疑をさせていただきますが、これの整備計画、御覧になったと思いますけれども、黒浜緑地整備計画の事前評価チェックシートというのがございます。その中の3番目の項目に、計画の実現可能性、このような表現で書いてあります。円滑な事業執行の環境(事業熟度、住民等の合意形成等を踏まえた事業実施の確実性)、このチェックシートに丸がついていて、今回補助金の申請も、この整備計画を基に行ったということです。もう一度言います。住民等の合意形成等という表現です。住民合意が十分得られるという表現とは大きく乖離していると私は思いますが、この点のずれについてご説明いただけますでしょうか。 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 森伊久磨議員の3回目のご質疑に対してお答え申し上げたいと思います。  先ほどチェックシートの話をされましたが、チェックシートであるその住民等という言葉についてということなのですが、まず市が何か事業をしようとした場合に、住民の理解を得てやること、これは当たり前のことであります。そのチェックシートのほうも、では住民合意だけでいいのですよというのであったら、等をつける必要がないわけであります。等をつけるというのは、住民合意は当然として、さらにそのほかにもちゃんと円滑にやってくださいよということで等がついているのだというふうに理解をしております。等というのは、普通はそのもの以外のものを含むものでありますから、住民合意そのものを否定するわけでもない。その大事なことを、一番大切なことは住民合意ということでちゃんと文言に入っているわけですから、逆に何とか等と書いてあって、その等の中で住民合意を入れるというのであれば、それはご指摘のとおりかなと思うのですけれども、住民合意という言葉がしっかりあるわけですから、まず住民合意を取ることは必要だと思いますし、国土交通省からもそのように指導されていると私は聞いております。          〔「十分な合意」と言う人あり〕 ◆9番(北角嘉幸議員) ですから、その十分な合意というのは、今回はその合意が取られていないから、しっかりそれを十分取るようにと、こういう趣旨で入れました。          〔「合意形成等とのずれ」と言う人あり〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 合意形成って言われても、その合意を今回取っていないわけでしょう。だから、そういうことでしっかりと合意形成を図るようにということです。どちらにしても、今回は住民の合意がしっかり取れていないのだから、その合意をしっかり取ってきなさいということで、この住民合意という言葉を入れたということでございます。 ○齋藤昌司議長 ほかに発言通告がありませんので、動議に対する質疑は終結いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 3時33分          再開 午後 3時40分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △討論 ○齋藤昌司議長 続いて、討論を行います。  発言通告がありますので、これを許します。  1番 湯谷百合子議員          〔1番 湯谷百合子議員登壇〕 ◆1番(湯谷百合子議員) 議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)に付帯決議を求める動議に対して、賛成の立場から討論いたします。  まず公共緑地、これを公共が破壊することは言語道断であります。また、住民が事業内容を詳しく知らされていなかった、住民の合意が得られるまでは予算執行を停止する、このような内容であります。環境保全や住民協働、これを行っていくことは世の趨勢でありますので、この動議に対して初心の会として賛成であります。  先ほど北角議員の質疑に対する答弁の中で、文言に対する訂正とかありましたらお受けしますとありましたが、皆様から何も出てきませんので、賛成がいただけると思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○齋藤昌司議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △採決 ○齋藤昌司議長 これより採決いたします。  議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)に附帯決議を求める動議につきましては、本動議のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立少数〕 ○齋藤昌司議長 起立少数であります。  よって、議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)に附帯決議を求める動議は否決されました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 3時44分          再開 午後 3時44分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第2号~議案第9号の委員会付託の省略 ○齋藤昌司議長 お諮りいたします。  議案第2号ないし議案第9号につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○齋藤昌司議長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 3時45分          再開 午後 4時48分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △会議時間の延長 ○齋藤昌司議長 この際、会議時間の延長をいたしておきます。 △討論 ○齋藤昌司議長 これより討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 9番、北角嘉幸です。議長のお許しを得まして、通告に従い議案第2号「令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)」に対する反対討論をさせていただきます。  先ほども私、特に黒浜緑地の問題点を指摘させていただいて、この黒浜緑地に対してまだ議論が足らないではないかと。今回は延長すると、こういうことになっていると、繰越明許で次の令和4年度にやりますと、こういうものが今回の補正予算で出ているのですけれども、全然私たちにした説明と違っていることをやって、本当にこれでいいのかと、こういう問題意識を皆さんにご披露したところです。  そして、委員会でもう一遍やるべきだと提案をしましたけれども、やる必要はないと、こういうほかの議員の皆さんの判断でありました。だったら、この予算一回どけて、もう一遍執行部に出し直してもらったらどうだと。もう一遍ちゃんと議会に説明して、市民に説明してやってもらったらどうだと、そういう思いで動議も出しましたけれども、これもほかの議員の賛同を得られませんでした。  最後に、だったらこの予算に賛成してもいいけれども、この黒浜緑地の3号の問題については、今一回立ち止まって、そして整備をもう一遍市民の皆さんと一緒に考えていこう、住民の皆さんがしっかり納得する、そこまで議論をして、そこからやったらいいではないかと、こういう附帯決議をお出ししたところ、共産党の皆さんと福田聖次議員の賛成を得て議論させてもらいましたが、結果は附帯決議はなくていいと、こういうことであります。  この問題、私ちょっと調べてみました。そうしますと、実は、何回も言いますが、去年の3月の段階では、市長は将来、未来永劫にわたってこのグリーンベルトを、黒浜緑地を保存しながら安全対策を講じると、最初我々に説明したことを言っているわけです。つまり、黒浜緑地を保存すると、まずこう言っている。その次には、安全対策も講じると言っているわけです。だけれども、今3号で行われていることは、全面モルタルにするということではないですか。全面モルタルのどこが黒浜緑地を保全するのですか、保存するのですか。日本語で全く理解できないと、言っていることとやっていることが全く違うではないですか。それを令和4年度からもやらせてくださいというのがこの補正予算だと、こういうことなのです。  しかも、よくよく見ましたら、これ去年の6月の予算で審議があった。建設経済委員会で審議があったのです。委員長は、鈴木貴美子議員でいらっしゃる。秦邦雄議員、福田聖次議員、関根香織議員、森伊久磨議員、石川誠司議員、船橋由貴子議員、これらの議員が建設経済委員会に入って、ここで議論をしていると。その中の答弁を見ますと、これ福田議員が質問しているのですけれども、「そうすると、その完成というのは、枝が落っこってきたりしないことが目的なのか、全部草木を伐採して人工的な処理をするということなのか、そこが気になるのですけれども、整備という言葉のイメージは、人工的な構造物に全部造り替えると、そういうイメージを持ちます」と、こういう発言がある。ここでこういう指摘を受けているのです。ご指摘を受けている。それに対する当局の次長の答弁はどういう答弁かというと、「こちらでは基本的には委員がおっしゃったように、極力危険を排除するという意味で、人工的なものになってしまうのもやむなしという計画になっていると思います」と、こうなっている。  もう一度言います。質問は、人工的な構造物に全部造り替えると、そういうイメージを持つのだと。全部コンクリートになってしまうのだと、こう聞いているわけです。答弁は、人工的なものになってもやむなしと、こうなっている。ところが、これに対する委員長報告は、一部モルタルになるというだけで、こんな話聞いていないのです、ほかの議員は。建設経済委員会の議員はご存じかもしれない。だけれども、あとの議員はこんな話聞いていない、全然。私は、ずっと中野市長が答弁されたとおりの整備が進んでいくものだと思っていたのです。これ一部の議員がそういうふうなことでやっているかもしれない。だけれども、やはり審議が足らなかったのではないですか、これどう考えたって。あるいは、ここで審議が止まっているではないですか、これ。もしかしたら、この委員たちは全部コンクリでいいと思ったのかもしれない。だけれども、ここまで聞いてこう答えられておいて、全部コンクリになるということを認識していないというのだったら、それは議論が足らなかったということでしょう。そういう立場に今我々はあるわけです。この補正予算をどうするかということになっているわけです。  私は、今こういう状況を総合して考えたら、この予算はやっぱり反対せざるを得ないと思います。もちろんこの緑地の予算だけではない、ほかにもある。だから、北角さんできないよと、そういう意見もあるかもしれない。だけれども、否決したってこの予算、またほかのもので出せるのでしょう。そこだけまたくり抜いて出せばいいではないですか、まだ期間は幾らでもあるのだから、こんなものは。そうやって、当局に私は大いなる反省と、それから市民に真摯に、誠実に向き合ってもらう、そういう意味を込めて、これは反対をしたいと思います。  そしてまた、先ほど答弁で附帯決議の話がありましたけれども、附帯決議も、残念ながら否決された。附帯決議がもし通るのだったら、執行停止が認められるのだったら、何もここまでやる必要はない。執行停止、附帯決議つけたって法的な義務はないです。当局は自由にできるのです。私は、それも考えて附帯決議でいいと思った。そして、その附帯決議も、一言一句私たち4人が出したもので、あとは認めないということは言わなかった。この議場で、先ほど皆さんにお願いしました。変えるところがあったらどんどん変えてくださいと。その附帯決議で皆さんが合意できるところでやるのだったら、そしたら予算を賛成して、そして附帯決議でやって、その附帯決議をまた市長が尊重して、議会を尊重してやっていくのが、これが私は正常な姿だと思ったのです。でも、その場でもそういう意見もなかったし、また新たなそういう附帯決議に対する改正案、あるいはその意見も出てこなかったということは、今後もそういう附帯決議は多分出てこないと思いました。附帯決議が出てくるのであれば、そのときにそういう意見が出てくるはずであります。だけれども、何も言わないで反対だけして、そしてまた多数者で新たな附帯決議をつくるという、そのような議会運営は多分なさらないと思う。それは、市民を侮辱した議会運営、多数者だったら何でもできると、多数者の横暴と、一番民主主義が陥りやすい間違いだと思います。  古代ペルシャ、古代アテネ、なぜ滅びたか、そしてナチスドイツがどうしてできたか、皆さんご存じでしょう。民主主義というのは、必ずそういう危険をはらんでいると。その民主主義に対して、我々はそれをしっかりと守っていくと、そういう立場からも、私はこの補正予算について反対をいたします。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) 2番、福田聖次です。ただいまより議案第2号に対する私福田聖次、反対討論を行います。  内容的には、ただいま北角議員が言ったとおりでございます。先ほど、その中で例えば建設経済委員会の話が出ました。私も建設経済委員会の委員でございました。意識的には、ああいう全面伐開されて、コンクリートで蓋をすると、覆ってしまうと、そういうイメージは持っておりませんでした。ほかの議員も、やはり同じようなことを言っておりました。ただ、議事録をきっちりその部分だけを取り出して言えば、言っていたのかもしれません。ですが、大事なことは、今現在行われている工事を見ているということです。起きていることを見ている。それがおかしいと思っているわけです。だから、かつて建設経済委員会で、例えば賛成したではないかと、こういう意見があったとしても、それは謝るしかありません。大変申し訳ない。ただ、現状で間違ったことが分かった以上は、これは改めなければならない。だから、私は反対するわけでございます。  それについて少し説明をしたいと思います。5点あります。1つは、あれが公共緑地であるということです。公共緑地という意味をよくお考えいただきたい。その辺の土地、あるいは森林、ただそういうものとは違う、公共団体施行の土地区画整理事業によって保全された現況の森林です。これは、悠久の時を経ているわけです。1年とか2年とか3年とか、そんなレベルではないの。100年とか1,000年とか万年の単位で、安定している緑地なのです。私は都市開発のプランナーですから、その点が一番気になります。現況の緑地ということは、森林、斜面ということは、安定していることが検証されているわけです。そして、その森林であるということ、それを公共団体が破壊すると、これはとんでもない話なのです。だから、過去の委員会において勘違いして賛成していたとしても、それは改めなければならない、そういうことです。それがいかぬというのであれば、それは確かにいかぬ話でしょう。しかし、過ちが分かった以上は、正さなければなりません。  それからもう一つ、設計について我々は知らされておりません。ところが、埼玉県の入札情報、後で確認いただければと思うのですが、その入札情報の中から設計図、これがダウンロードできます。実際の設計とそれが違っています、おかしい。それがきちんとした、例えば安定計算をやっているとか、様々な安全策の設計をやっているとは到底思えない。安全のためと言いながら、実はそうではないのではないかと、そういう疑惑があるわけです。もちろんそれは、執行部の言い分も聞かなければなりません。しかし、その可能性がある。だったら、北角議員が言うように、とどまればいいではないですか、一度。そうしたときに、例えばあの法面はどうするのだという話が多分あると思う。それは、普通に緑化すればいいですよ、設計なんて要らない。そんな大げさな話でも何でもない。暫定的でも構わないから、そうやって立ち止まるということが、何が大事かということを考えれば、そういう選択肢もあるわけです。重要なことは、立ち止まって考える、そういうことでございます。  そして、この事業の交付金の申請の仕方、これ自体にも相当問題があります。これは、国土交通省の大臣官房にもちゃんと確認いたしました。住民協働、住民説明を行っている、そのように認識しているということを確認いたしました。ところが、そのようなことは行っておりません。これも確認済みです。客観的に確認済み。おかしな話です。おかしな手続きでやっていること、そして安全性も疑義がある。そして法律上、つまり都市計画、その観点からもおかしい。おかしなことが3つ重なっているわけです。  さらに、4つ目のおかしな点、環境保全、これ世の趨勢です。環境保全、皆さんもSDGsのバッジつけている方いらっしゃるではないですか。それほどこの問題は大きいのです。ほかの予算と抱き合わせで、ではそっちが駄目だから通してしまいましょう、そういう簡単な話ではない。一度破壊されたこの悠久の森林というのは、絶対に二度と戻らない、その認識を皆さんちょっと持っていただきたいと、そう思います。  それと、先ほどの繰り返しになるかもしれない、この事業を例えばストップさせるというのは、立ち止まるということを私は言っているわけです。それは何かといえば、コンクリートで蓋をしてしまうことを、それを一旦立ち止まりなさいということを言っているわけ、立ち止まって考えるべきである。だから、その間何もしないわけではない、先ほど言いましたように、緑化は簡単にできます。そうした上で、これが本当にいいのか考えるというのが、私は議員の矜持ではないか、そのように考える次第でございます。  ですから、それが前提の、つまりその附帯決議があって初めて賛成できるものが、それがなくなるのであれば、これは残念ながら反対せざるを得ないということでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △採決 ○齋藤昌司議長 これより、順次採決いたします。  まず、議案第2号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○齋藤昌司議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第3号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○齋藤昌司議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第4号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○齋藤昌司議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第5号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○齋藤昌司議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第6号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○齋藤昌司議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第7号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○齋藤昌司議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第8号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○齋藤昌司議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第9号は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立総員〕 ○齋藤昌司議長 起立総員であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △議案第10号~議案第29号並びに請願の各委員会付託 ○齋藤昌司議長 これより議案の付託を行います。  本定例会に提出された議案第10号ないし議案第29号並びに請願につきましては、配布しておきました付託表のとおり、各所管の委員会に付託いたします。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 5時09分          再開 午後 5時45分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議員提出議案の報告 ○齋藤昌司議長 議員から議案の提出がありましたので、ご手元に配布しておきましたから、ご了承願います。 △議第1号議案の上程 ○齋藤昌司議長 議員から提出された議第1号議案を議題といたします。 △提案説明 ○齋藤昌司議長 提案者の説明を求めます。  12番 菊池義人議員          〔12番 菊池義人議員登壇〕 ◆12番(菊池義人議員) それでは、議長より発言許可をいただきましたので、発言をさせていただきます。  決議案提出について  本議会に付議する決議案を別紙のとおり提出いたします。                      記  議第1号議案 議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)に対する附帯決議  令和4年2月25日  蓮田市議会議長 齋 藤 昌 司 様  蓮田市議会議員 菊池義人、同、石川誠司、同、鈴木貴美子、同、勝浦 敦    議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)に対する附帯決議  このことについて、下記のとおり提出いたします。                      記  議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)第3条繰越明許費の補正の第3表 繰越明許費補正中 8款土木費 4項都市計画費 4目公園費1億2,380万円のうち、黒浜緑地に関する部分9,010万円は、安全性を確保しつつ、住民等説明会を実施し、住民等の合意形成等に努めた上で、植樹・植栽を行い執行すること。  令和4年2月25日  埼玉県蓮田市議会  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○齋藤昌司議長 暫時、休憩いたします。          休憩 午後 5時49分          再開 午後 6時30分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議第1号議案に対する質疑 ○齋藤昌司議長 これより、議第1号議案に対する質疑を行います。  発言通告がありますので、これを許します。  9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 9番、北角嘉幸です。議長のお許しをいただきまして、発言をさせていただきます。  議第1号議案につきましてであります。これは、議案第2号令和3年度蓮田市一般会計補正予算(第11号)に対する附帯決議をつけるものであります。私は、先ほどこの附帯決議をお出しをして、皆さんに問うたわけでありますが、また同じような附帯決議が出ていると。この文案を見ますと。          〔「同じだけど中身が違う」と言う人あり〕 ◆9番(北角嘉幸議員) いや、同じといいますか、同じような。同じではないですよ、同じようなものが出てきていると。それを見ますと、この前半の部分の議案第2号から黒浜緑地に関する部分9,010万円というところまでは、これは同じに見えるのです。その後の2行がちょっと違うと、こういうことなのですけれども、それだったら、何でさっき一遍にやらなかったのだと。本議会でも、これはコロナ対策ということで簡潔明瞭にやると、そして人がたくさん議場に集まらないようにということで、簡潔な審議が求められていると、こういうことです。だったら、一緒にやったほうが効率的だったではないかと。同じものを何でまた2つに分けてやらなければいけないのですか。これは効率性に欠くと思うのだけれども、どうしてそういうことができなかったのかということを、まず問いたいと思います。  続きまして、2番目は、黒浜3号緑地は設計書ではどう整備されているのですかと、ほぼ全面モルタルなのかと、他の緑地整備方向についてはどうですかと。これなぜお聞きするかというと、今回私どものものとちょっと違うのは、「安全性を確保しつつ、住民等説明会を実施し、住民等の合意形成等に努めた上で、植樹・植栽を行い執行すること」。こういうことになっているのですけれども、我々は先ほど執行停止ということでお願いしたわけですけれども、こういうふうに出してきたことについて、現状認識はどういう認識を持っているのですかと、これを問うわけです。いわゆる現状認識、ほぼモルタルだというふうなことを認識されているかと。ほかの緑地整備も、そういうふうな方向で今までいっているということを、これを承知をなさってこれを出しているのですかということを聞きます。  (3)は、植樹・植栽ということになっていますので、最初はこれ安全性を確保しつつ、それから住民等説明会を実施、それから住民等の合意形成等に努めた上というのがあるのですけれども、植樹・植栽を行いってありますから、植樹・植栽は必ず行わなければいけないと、こういうことになるわけです。では、その植樹・植栽の程度はどうなのかと。これ例えば1本で植樹・植栽をしましたということだってあるし、やっぱりそれはある程度、植生工でやって緑を植えていくという方法だってあるということですけれども、この附帯決議だと、どれぐらいやるのかよく分からないと、こういうことなのです。なので、それが植樹・植栽の程度というのは1割ぐらいなのか、3割ぐらいなのか、5割ぐらいなのか、7割ぐらいなのか、どういうふうにお考えですかということをお聞きをいたします。  4番目は、こういうふうな附帯決議をつけると、執行部としては、これでこの附帯決議を受けて、きちんと現場対応できるかと、そういうことはきちんと検討されていますかということです、この附帯決議をつけて。附帯決議をつけたけれども、いや、この附帯決議はこういうことで守れませんよと、そういうふうなものになっていませんか、大丈夫ですかということを問うております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 12番 菊池義人議員          〔12番 菊池義人議員登壇〕 ◆12番(菊池義人議員) それでは、北角議員よりの質疑、議第1号議案について、(1)、なぜ私たちの出した附帯決議の修正ではないのかについてからお答えをさせていただきます。  まず一つは、安全性の確保という点でございます。それともう一つは、執行停止を求めたものであると認識をしていました。  では次に、(2)の黒浜3号緑地は設計書ではどう整備されるのか、ほぼ全面モルタルか、他の緑地の整備方向はどうかについてお答えいたします。こちらは、私が議員として事業について答える立場ではないので、控えさせていただきます。  次に、(3)、植樹・植栽の程度はどの程度なのか、1割か、3割か、5割か、7割か、9割か、これについてお答え申し上げます。住民等の合意形成等に努めた上で、執行部にしっかりと決定をしていただきたいと考えております。  次に、(4)、本附帯決議が可決された場合、執行部はどう整備を進めればよいのか、本附帯決議を重く受け止め整備を進めてほしいと考えております。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) では、2回目の質疑に移らせていただきます。  先ほど答弁いただきましたが、安全性の確保と執行停止と、この2つの観点おっしゃったのですけれども、そうするとこの本附帯決議では執行停止は求めないと、事実上執行停止にはならないと、こういう理解でよろしいですか。  次の(2)番ですが、答弁を全く拒否されたのだけれども、普通はこれ執行に何か問題があるから附帯決議を出すのでしょう。執行部がやっていることで問題がなかったら、附帯決議出す必要ないではないですか。だから、何が問題なのか、その何が問題なのかというときに、では現状はどうなのですかって聞いて、それを答えられないというのはおかしいでしょう、これ。どこが問題なのですか、これ市長の補正予算案。それについて、しっかりと現状認識をやっぱり答えてほしい、ここはこういうふうになっているから、ここの部分が問題だからこうだというのでしょう。文言によれば、植樹・植栽を行いと書いてあるわけです。ということは、では現状はどうなっているのですか、現状のどこが駄目で、それでこの部分を植樹・植栽をするということなのでしょう。それについて現状認識と、どこをどう変えるのか、きちんと説明をしてください。  (3)番のほうは、植樹・植栽の程度ということは、これ住民の皆さんと話し合って決めるということなのだけれども、植樹・植栽は、これ先ほども設計書でどう整備されるかということに関するのですけれども、現状の設計書は、これ全面ほぼモルタルでしょう。全面ほぼモルタル、発注している事業はそうなわけです。だって、もう事業発注しているのだから、入札で。入札で発注しているということは、どういう事業をどうやってやりますかという仕様書も全部決まっているわけです。そうでしょう。コンクリをどれだけ使うのか、草は使わないのか、鉄筋は使うのか使わないのか、そういうのも全部設計書があって、その設計書を基にこれをつくってくださいねといって発注しているわけです、これ。その中に、今全面モルタルになっているわけだから、植樹・植栽がないわけだから。だとしたら、植樹・植栽のもしやるのだったら、これは新たに設計が必要なのではないの、設計予算が。それはどう考えていますか。  これ(4)にもつながるのですけれども、そうなると、これ本議案が、附帯決議案が可決をされて、それで植樹・植栽やりますよということになったら、執行部これ執行できないではない、予算。どうやったら執行できるのですか、こういう附帯決議をつけて。だから、執行停止を事実上言っているのではないですか、これ。もう一度認識を問います。
    ○齋藤昌司議長 12番 菊池義人議員          〔12番 菊池義人議員登壇〕 ◆12番(菊池義人議員) それでは、北角議員の3回目の質疑についてお答え申し上げます。          〔「2回目、2回目」と言う人あり〕 ◆12番(菊池義人議員) 失礼しました、2回目です。  (1)、なぜ私たちの出した附帯決議の修正ではないのかについて、停止を求めたものであるかないかということでございますが、この附帯決議に関しましては、執行上の留意事項について提案したものでございます。  次に、(2)の黒浜3号緑地設計図書ではどう整備されるのか、ほぼ全面モルタルか、他の緑地の整備方向はどうかについてですが、これは先ほどの答弁でもありましたが、私がこの事業について議場で答える立場ではございません。北角議員ちょっと答えていただきましたが。ですので、差し控えさせていただきます。  次が(3)、植樹・植栽の程度はどのくらいなのか、1割か、3割か、5割か、7割か、9割かについてでございますが、これも住民等の合意形成をまず努めた上で、執行部に適正に判断をしていただきたいと考えております。          〔「答弁全然違うじゃないか、設計聞いているんだぞ」と言う            人あり〕 ◆12番(菊池義人議員) 設計図書に関しましても、私が議場で答える立場にはないので、差し控えさせていただきます。  以上でございます。          〔何事か言う人あり〕 ◆12番(菊池義人議員) それでは、(4)、本附帯決議が可決された場合は、執行部はどう整備を進めればよいのかについてでございますが、こちらも先ほどと重なってしまいますが、本附帯決議を重く受け止めていただき、整備を進めていただきたい。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) では、最後の質疑に入らさせていただきます。  菊池議員から2回答弁があったのですけれども、この3回の質疑というのは、1回目の質疑があって、2回目、3回目というのは関連した質疑ということになっているのです。ですから、私も先ほど森議員から質疑を受けたときに、1回目のものを棒読みしてお答えするということはしませんでした。1回目の次、2回目こう聞かれた、こう聞かれたといって、多少その議論が合わないところあったかもしれないけれども、1回目の、2回目の質疑、3回目の質疑を引用して答える、これが憲政の常道であります。1回目の質疑をそのまま答えるという今の答弁ぶり、ちょっとがっかりしました。もう菊池議員、優秀な議員でいらっしゃるので、しっかりとまた答弁をしてほしいと思いますけれども、もう一度聞きます。  これ執行停止をやっぱり求めたものではないのですかと、事実上。1から2、3、4まであるのですけれども、1のほうは4のほうに行きますから、ちょっとまとめていきましょうか、まず2番のほうから。2番のほうは、まず現状認識はどうなのですかと、先ほど申し上げたの。僕それに答えてほしいのです。ここの書いてあることではなくて、1回目の質疑ではないですから、これ。今度3回目の質疑ですから、これ答えてほしい、ちゃんと。3回目の質疑は何ですかといったら、それはここに書いてあることではなくて、ここで2回目で言ったことは、今回こういう附帯決議案出されたわけでしょう。附帯決議というのは、その事業を実行するときに、いろいろ議会として意見を言わせてくださいということなのです、これ。だから、何かが悪いからやっぱりやっているわけでしょう、現状が。だから、どういうところが悪くてこれを出したのか、あるいはどういうところをこうしてほしいからこれを出したのか、それを説明してほしいというのです。これが(2)番のことです。  (3)番のほうも、植樹・植栽を行いってありますから、植樹・植栽を行うということは設計が要るのでしょう、これ。要らないのですか、できるのですか、設計なくて。この附帯決議をやれば、植樹・植栽の設計が要るわけです。だから、設計の予算も要るでしょう。だから、そういうことを踏まえて、ちゃんと検討されたのですかということを最後の4番で聞いているわけ。だって、これ事実上、それが設計の予算があるということは、さっきも言ったように、これ執行できないわけでしょう。もしこの植樹・植栽の予算を取らなければいけない、そしてその設計をしなければいけないということになれば。だから、事実上その執行停止を求めたのではないのですかと。それだったら我々が言ったことと、てにをは間違うかもしれないけれども、同じだから、一緒に審議すればそれでよかったのではないですかということです。  どちらにしても、この内容がよく分からない。これ、植樹・植栽1本でいいの、本当に。そういう話になるわけです。それを住民と決めてやるというふうな話になったとしても、それは予算が要るでしょうと。予算が要るということは、それまでは執行停止でも構わないと、こういう認識で附帯決議をつけるということでよろしいですかということを聞いております。 ○齋藤昌司議長 12番 菊池義人議員          〔12番 菊池義人議員登壇〕 ◆12番(菊池義人議員) それでは、北角議員の質疑に対してお答え申し上げます。  まず一つが、まず執行停止を求めたものであるかどうかであるということでございますが、こちらは先ほども答えさせていただきましたが、執行上の留意事項としての附帯決議ということでございます。  2つ目が、全面モルタルかどうかというところの質疑でございますが、これも答弁が重なりますが、私がこの事業について議場で答える立場ではございませんので、事業の説明については控えさせていただきます。  次に、植樹・植栽の程度はどの程度なのか、1割か、3割か、5割か、7割かについて、設計としてどうするべきかという質疑がありましたが、これについては住民等の合意形成に努めた上で、執行部のほうでしっかりと決定していただくよう求めるものでございます。  (4)、本附帯決議が可決された場合等でございますが、これも附帯決議として執行部に、この本附帯決議を重く受け止め整備を行ってほしい、それでございます。  以上でございます。 ○齋藤昌司議長 ほかに発言通告がありませんので、議第1号議案に対する質疑は終結いたしました。 △議第1号議案の委員会付託の省略 ○齋藤昌司議長 お諮りいたします。  議第1号議案につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。          〔「異議なし」と言う人あり〕 ○齋藤昌司議長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。  暫時、休憩いたします。          休憩 午後 6時50分          再開 午後 7時04分 ○齋藤昌司議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △討論 ○齋藤昌司議長 これより討論を行います。  発言通告がありますので、順次これを許します。  9番 北角嘉幸議員          〔9番 北角嘉幸議員登壇〕 ◆9番(北角嘉幸議員) 9番、北角嘉幸です。議長のお許しをいただきまして、議第1号議案について反対の立場から討論をさせていただきます。  先ほど質疑のほうでも何回かさせていただきましたが、残念ながら提出者のほうに質疑を3回しても、同じ答えを何度もされて、現状認識を問うても、それは私が知るところではないと、そういうふうな趣旨の発言をされて、一体現状何が悪くて、それをどうしたのかというのがはっきり見えてきません。  また、文言にある植樹・植栽をすることと、これについては植樹・植栽をするためには、今は全面モルタルになっていますから新たな予算が必要なわけです。その新たな予算をかけない限り、この植樹・植栽はできないわけです。その予算がつくまでは、執行停止案ではないですかといった答えにも、正面から答えてはいただけませんでした。そういうことであると、この附帯決議について、一体何をどうしたらいいのかさっぱり分からないと思います。執行部は、これを受けて植樹・植栽をするのだなと。でも、今のままでいいのだったら設計変更しなくて、また例えば余ったお金で木1本植えればいいのかなと。そうかなと思ったら、いやいや、これは住民の合意、住民等の合意形成等を努めてやってくださいと、そこで話合いで、その植樹のあれは割合決めていくと、こういう話でしょう。そこで、住民等の合意形成等を努めていくと。そしたら、たくさんこれ木を植えてくださいという話になったら、もう一遍新たに設計し直さなければいけないわけでしょう。ということは、それが行くまでは、終わるまでは、これは執行停止をせざるを得ないということではないですか。それについてお尋ねをしているのに、いや、そうではありませんと、執行上の留意事項を言っただけですと。ここの意味が全く分からない、日本語として。それは、恐らく執行部も意味が分からないと思っているのです。そんな意味が分からない附帯決議をつけるわけにはいかないということで、私は反対したいと思います。  普通は、この本案に反対していますから、附帯決議というのはあくまでも本案が賛成で、本案賛成したときに、こういうことに気をつけてくださいよというのが、これが附帯決議の意味であります。したがって、本案に反対しているのに、では本案を賛成する附帯決議に賛成するということは、僕はあり得ないと思う。そういうことも踏まえた上で、20人の議員の諸君にこの反対をしていただきたいと私は思います。  以上で反対討論を終わります。 ○齋藤昌司議長 2番 福田聖次議員          〔2番 福田聖次議員登壇〕 ◆2番(福田聖次議員) 2番、福田聖次です。この議第1号議案について、賛成の立場で討論いたします。  その理由、基本的なスタンス申し上げます。何のために議員をやって、そして何のために議論しているかでございます。市民のためでございます。市民から強い要望、訴えがあった、それに応えなければならない、当たり前でしょう。そういう観点で、私はここに立っております。  賛成する理由、それは先ほど我々が、私たちが出した附帯決議、日本語がちょっと違っているだけで、基本的にはあまり変わらない、そのように考えております。それから、議会の内輪の。          〔「だってそれルールでしょう」と言う人あり〕 ◆2番(福田聖次議員) ルールであれば、私は賛成討論できないでしょう、何を言っているのですか。ルールに反したことだったら、ルールに反したことで議長が止めるでしょう。基本的に、何を目指して我々がやっているか、そういうことなのです。メンツだとか、そんなことではない。          〔「メンツでやってんじゃないのか」と言う人あり〕 ◆2番(福田聖次議員) 大事なことは、言っていることが正しいか正しくないか。 ○齋藤昌司議長 福田聖次議員、机などたたかないようにお願いいたします。 ◆2番(福田聖次議員) 失礼、ちょっと興奮しました。では、紳士的にいきましょう。  いずれにしても、再三繰り返して申し訳ないけれども、机たたかないように手後ろで組みます。我々は、何のために議員やっているか、何のために議論しているかです。常に前も申し上げましたけれども、私はたとえ親の敵であっても、それは言っていることが正しければ必ず賛成する、そういうスタンスで来ました。そして、ここで言っていること、確かに正直なところ、北角議員が言うように、なぜさっきこれ修正で出さないのかと、私も思います。正直面白くない。だけれども、ですが、そういうことではない。大事なことは、市民の皆様方が、ここを何とか緑化してほしい、コンクリートで埋めるのはやめてほしい、こう言っているわけです。これは書いてありますよ、植樹・植栽を行い執行すること、合意形成に努めた上で。であれば、これを否定する理由はない。これがなくなれば、こういう発想、こういう議論がもう一切できないと、基本的に。だから、満点ではないにしても、私はこれは賛成せざるを得ない。面白くないから反対とか、100点満点ではないから駄目だとか、そんなこと言っている場合ではない。大事なことは、住民の意思をどれだけ酌み上げるか、そういうことでございます。そこに、これは酌み上げる要素が入っているので、私は賛成せざるを得ないということでございます。  以上です。 ○齋藤昌司議長 ほかに発言通告がありませんので、討論は終結いたしました。 △採決 ○齋藤昌司議長 これより採決いたします。  議第1号議案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。          〔起立多数〕 ○齋藤昌司議長 起立多数であります。  よって、本議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。 △次会日程報告 ○齋藤昌司議長 以上で、本日の日程は終了いたしました。  明26日、27日、3月5日及び6日は、休日につき休会といたします。  2月28日ないし3月4日及び7日は、各委員会を開き、付託案件の審査をお願いします。  3月8日は、議案調査のため本会議は開きません。  来る3月9日は、午前9時から本会議を開き、市政に対する一般質問を行います。 △散会の宣告 ○齋藤昌司議長 本日は、これにて散会いたします。          散会 午後 7時14分...